三脚、7年目の真実
今、再び、三脚問題と向き合っています。
この三脚、耐荷重は2kg、重量は1kgちょっとと格好良さを除けばスペックは十分で、あとは精巧な操作が苦手なくらいで初めてとりあえず買うなら本当良いものだと思います。
ここから不満点を解消する三脚へとステップアップする叩き台となるもよし、三脚やっぱつかわないわ!と埃を被せるもよしというのが入門クラスの三脚の在り方だと思います。
結果としてステップアップせず、埃も被せずに使い通しています。
でも最近、3way雲台よりも自由雲台(ボールヘッド)の方が使いたい欲が高まってきてしまい、あれこれ思案する日々をおくっていました。
ここから思案する日々をダイジェストで。
・雲台部は固定されていて外せないように思えたので解決策を考える ↓
・PRO240 MK4はSLIK公式には記載の無い製品なので情報が少ない ↓
・直接3way雲台に自由雲台乗せる?それでは不格好過ぎてスマートではない ↓
・センターポールを交換する?ポール径は18㎜と細くて一般的ではない ↓
・同メーカーの製品にポール径が同じのがあり、パーツ取り寄せも可能なのを発見する!!
と、いうわけで色々とネットで調べたり店頭にある他社の製品なども検討しましたが、パーツを取り寄せして換装し、自由雲台を買えばこの問題は解決ということになります。
というのが一昨日までの結論でした。
事態は変わりました。
普段はヨドバシカメラに行くのですが、たまたま別の用事があるためビックカメラに立ち寄りました。
そこに展示してある年季の入ったPRO240 MK4を触って驚愕しました。
年季が入り過ぎてキズやらパーツの摩耗がみられるこの三脚、色々とゆるんでいたのか雲台が、外れる?
マイナーチェンジで外れるようになったのかと思いましたが、展示品の歴戦の風貌からしてどうやらもともとそういう設計のようです。
外せないと思い込んでいるものは外せない、しかし今や外せるという真実を知ってしまいました。
帰宅してそうそう2本ある三脚をそれぞれ試してみると、嘘のように外れました。
7年目の真実です。
これで余分なパーツは買わずにすみ、後は雲台を選ぶだけです。
もうすでに注文取り寄せは済ませています。
まさか三脚本体より高い雲台を使うことになるとは。