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いつかGoPro7で星空を

この投稿はだらだらと日をまたぎ、継ぎ足し継ぎ足し、時にはお酒を飲みながら書いてます。
要約すると、GoPro7でケラレずにソフトフィルター使うよ!という内容です。

趣味のカメラ遊びをさらに楽しむため、GoPro7を買いました。今回はGoProに関しての試行錯誤などについて、非常にニッチな運用法を交えて書いていこうと思います。

とりあえず、過去の自分が欲しかった情報を、今の自分が残してみようかと。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

GoProはサブカメラとして、夜空のタイムラプスや、星の日周運動の写真を担当してもらう予定で購入しました。今、練習と調整中で暇を見つけては撮っています。最近は曇りが多いですが。

星の写真を撮る際に、普通のカメラ撮影で必要なものがあります。三脚とある程度のマニュアル設定機能のあるカメラです。

こだわるとそこに、赤道儀とかレンズヒーターとかタイマーレリーズとか色んな道具があるのですが、そんなこだわりアイテムの中の1つに“ソフトフィルター”というものがあります。

このソフトフィルターをレンズに付けると、星の光がぼやーっと滲んで、輝きが目立つようになります。

ケンコートキナー公式HPより引用

GoProは超広角レンズであるため、星を撮るととっっっっても小さくポツンとしか写りません。

ならばソフトフィルターで光を滲ませてあげればいいんじゃない?という発想に到りました。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

って、書いていますが自分はソフトフィルター自体使ったことがありません。

というのも特殊な用途のあるフィルター類って、そうそう使う機会が少ないのに加えて、レンズのフィルターの径が大きくなるほどお値段もお高くなるから。(TOKINA 11-20㎜の82㎜のフィルターを買う勇気は無かったです)

でもGoProでの星の写真においては有用なのではないかと思い、導入を検討していました。

が、しかしです。

【 GoPro ソフトフィルター 🔍】

で検索すると、出てくるのはND(減光)フィルターやPL(偏光)フィルターばかりで、ソフトフィルターが出てこない。・・・無いのか?
うん、無いっぽい。

そもそもGoProはアクションカムとして、その小さなボディで行動を動画として記録することに優れたカメラです。

GoProでのソフトフィルターを使用する撮影というのは、かなりマイノリティーな部類に入るようです。マイノリティー目的で買ったのに。

まぁしょうがない。星を撮る際はめんどくさいけど、編集時になんとか手を加えようか。

・・・ん、ちょっと待てよ?これ、、、


この商品、確かにNDやUV、CPLフィルターはあってもソフトフィルターが入ってないけど、他のフィルターの形態ってカメラのと同じだよな?ならばフィルター径が合えば互換が利くのか。

普通にGoProでソフトフィルターが使えるってことじゃないか!!

さっそくポチろう。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

ポチり中の思考↓

商品のラインナップや他の製品にソフトフィルターが入ってない理由を考えると、

①そもそも需要が(少)ない。
②効果が乏しい

なんてことが考えられます。

実際に星を撮ろうと思ったら、カメラで操作した方が断然撮りやすいです。

写真素材さえあれば、簡単に日周運動の合成やタイムラプスが作れちゃいます。

でもGoProのいいところは、非常にコンパクトということ。メインの撮影機材のサブとして考えれば破格の携行性です。

GoProで超長時間の撮影を行い、その間にメインカメラで色々な構図を試すということが出来そうです。

実際に届きました↓

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

レンズアダプターリングとレンズキャップ×2セットとフィルターケース。
フィルターケースはチープな作りですが、商品内容には記載無かったのでお得感あります。

フィルターケース内にはND4、8、16、32とUV、CPLの6枚のフィルターが入っていました。
二千円でこの内容というのはかなり破格ですが、怪しさも抜群です。

個人的にはレンズアダプターリングにしか用はないので、これらのフィルターについてもオマケ感覚ですが、機会があれば使ってみようかと思います。

↑レンズアダプターリングを装着したところ。

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さて、実際にソフトフィルターを着けてみると、衝撃の事実が判明しました。

広角(魚眼)モードでは撮影範囲が広すぎて、フィルターの一部が写真の四隅に入ってきてしまうことが判明しました。いわゆるケラレるということ。

一応、魚眼を無効にすれば大丈夫ということは確認したので、撮影は出来そうです。

・・・いや、それはわかる。
でもせっかくならさ、ババーンと広く撮りたいよな?
魚眼にしたうえで撮れないだろうか?

そもそも四隅に影が出来てしまうのは撮影範囲にフィルターが入るから。

ならばもっとフィルターをググッとレンズに近づければいいのではないか?

幸い予備のアダプターリングはあるので、思いきった改造が可能です。

ググッと押し込めるよう、ストッパー部分を削除。維持に作用する爪の部分も思いきって削除。

本体への維持能力は失ったものの、四隅の影問題は解消出来ました。

維持はまぁ原始的にヒモでも通して結べばいいでしょう。

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【↑眼鏡屋特性レンズアダプターリング】

【↑通常のアダプターでソフトフィルター使用】
四隅がケラレていることがわかります。それにしても滲むなぁ。

【↑通常+ソフトフィルター+魚眼無効】
四隅のケラレは無くなりました。でも魚眼という選択肢も無くなります。

【↑眼鏡屋アダプター+ソフトフィルター+魚眼】
よりレンズ面にフィルターを近付けるようにした結果、ケラレは消えました。
令和の世に天才あらわる。

これが装着した様子です。↓

格好良さを犠牲に魚眼でのフィルター使用という力を得ました。(固定用の白いゴムですが途中まで目立たなくするため黒マジックで塗ってます。この作業の半端さにもまた味がある)

まぁ実際に使用する状況は夜間の撮影で、それも放置しておく撮影なので、ダサくとも中途半端でも全然問題なしです。

ちなみに同梱されていたCPLフィルターを通常のアダプターで魚眼で撮ると、やはりケラレは発生しました。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

書き始めてから暫く経ちました。
実際の運用はまだまだです。
うまく撮れるんかな?どうでしょうか。
次の撮影が楽しみです。

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