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ただ1人僕のために

僕は生まれた世界のちっぽけなひとつの家ででも僕は生まれつき喋れない喋れないから人に嫌がられたりキモイとか死ねとか色々言われるんだ
でもそんな時いつも助けてくれるたった1人の友達がいた今日も僕をかばってくれるこんな僕のために
「お前らさとるをいじめるな!」
ありがとうそう伝えたいただ一言喋りたい何故、何故その一言を喋ることすらも神様は邪魔してくるのだろう僕はこの先どうするのだろう…
家に帰るとお母さんが美味しいご飯を作ってくれるお母さんは喋れない僕のためにいつも気づかってくれる僕も本当はお母さんに迷惑をかけたくないお母さんはいつも平気と言ってるけど僕には分かる本当は無理しているんだと僕のためにこんなことになっている、僕の生きる意味ってあるのかな…人に迷惑をかけることしか出来ない僕の存在本当にいるのか?そう思い始めたでもそんな時いつもそばに居てくれたゆういつの友達たけるははげましてくれる                                                                  「俺はな〜お前と入れるだけで楽しいんだ〜だからこれからも一緒だぞ」
僕はとても嬉しい僕のためにこんなにもしてくれる人僕は一生大事にしようと思った僕もこの1人のために僕を必要としてくれる1人のために
2ヶ月後僕は中学2年生になった                                    (またいじめられるのかなー)そんな不安をいだきながら教室に入るといつもからかってくるメンバーがよってこないおかしいな?いじめおさまったのかな?と思いながら授業を受けて何事もなく終え帰ろうとするとたけるがいつものメンバーに呼び出されているところを目撃した恐る恐る近ずいて行くと
「お前さー最近調子乗ってね?」
「さとるをいじめるお前らこそ調子乗ってるだろ!、俺の大事な友達を傷つけるな!」
「あ〜殺されたいの?いいよやってやるよ」
ボコッボコッとたけるが殴られる僕は止めに入ろうと思ったが何故だろう足が動かない(止めないとだめだ)止めようそう思っているのになぜだか動かない僕は今にもくずれそうになるなんで行けないんだゆういつの友達が殴られているのに見放すのか?そんな時ふとあの言葉がよみがえる
「これからも俺らは一緒だぞ」
そうだよ俺らはいつでも一緒だ僕の足は動いた僕は止めに入る相手も2対1はまずいと思ったのか走ってどこかえ逃げていった。
僕らは場所を移動して公園のベンチに腰をかけたするとたけるが
「さっきは助けてくれてありがとうな」
(助けた?僕が、人を?)
僕は小さくうなずいた
人を助けれたという嬉しさとたけるにお礼を言われたという嬉しさがいっぺんに込み上げ少しにやけてしまった僕にも人を助けることが出来るのか初めて自分に勇気をもてたこの体で気持ちを伝えてあげれなくても励ましてあげれなくても人を助けれるのかと迷惑だけではなく人のために動けるのかと…