これまでのこと(渡航前に想うこと)
2022年6月24日
まだ日本にいる私。
ビザの発給が予定よりも遅れていて、いつ行けるのか見通しが立っていない。ビザを申請してから1ヶ月が経った。
今日、少し前まで住んでいた街に来た。
また来るとは思わなかった。
住民票を抜いて非居住者となったのに、まだ海外に行けないから一旦実家がある町の住人になる必要が出てきた。
だからもう一度、国内に引っ越す手続きをしに、思い出がたくさん詰まった街に来た。
少し前まで住んでいた街を出て1ヶ月経つ。
何も変わってなかった。
駅前も、よく通っていたスーパーもリニューアルオープンしたのに大きな変わり映えもなく、私が住んでいた部屋もまだ誰も住んでいなかった。網戸が切れてしまっているかんじも、私が出て行ったときのままだった。
そう、まだ何も変わってなかった。
ビザを申請してから発給を待っている時間が体感的に長すぎて、でもまだ1ヶ月しか経っていないのだ。
街が変わって見えるにはまだ早過ぎた。
今年の1月に入籍をして、6月に会社を退職し、もうすぐ夫がいるケープタウンへ引っ越す。
海外が好きな人からは、「ケープタウンまじ最高じゃん」というような声をよく聞く。
私は夫と出会わなければケープタウンを知らずに人生を過ごし、南アフリカという国も、そもそもアフリカ大陸にも足を踏み入れなかったかもしれない。
もう少しでようやく夫と一緒に暮らせる嬉しさと、でもまだ渡航できていない状況に残念な気持ちになる。
南アフリカ大使館からの連絡を待って今日も連絡が来なかったとヘコむ気持ちと、でもやっぱりワクワクした気持ちで毎日過ごしている。
ずっと望んでいたことが、いま目の前にある。
「素敵なパートナーと海外で暮らすこと」
夢が現実になる。
私は5年くらい前から
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