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これまでのこと(もう1つの夢を追いかける②)


広がるヨガの世界と、もう1人の先生との出会い

ヨガを始めて4年くらい経過した2016年頃

ふと、

「他のヨガスタジオってどんなヨガをしているんだろう。」

と興味が沸いてきた時があった。それまでヨガは自分の先生のスタジオでしかやったことがなく、その頃は今みたいにオンラインヨガもなかったため、他のスタジオのヨガであったり、他の流派的なものもまったく知らなかった。


「ちょっと他のスタジオも行ってみたいかも。」

そんな軽いノリから、ヨガの世界がぐんと広がっていくことになった。ヨガを続けていくうちに、純粋にヨガが好きなものとして自分の中に浸透していった現れなのだと思う。

ここから私の本当のyoga journeyが始まっていった。


まずは、住んでいる周辺地域のヨガスタジオの体験レッスンを少しずつ受けていった。ホットヨガや溶岩ヨガも受けた。色んなインストラクターのクラスを受けるようになった。
その中で気づいたのは、

これまで先生が教えてくれたヨガがすべてのクラスで活かされること。

ヨガには色々な流派があるけれど、どのヨガのクラスを受けても、一番ベースとなるものは先生が教えてくれたものと通じるものがあった。だから、初めて行くスタジオも特に抵抗なく行ってみようという気持ちが続いた。

もちろん、自分の先生のクラスも週1回行きつつ、色んなスタジオのクラスを経験した。


そして。
2017年5月のゴールデンウィーク。

なんとなくのノリで、スタジオヨギ―という、日本では大手のヨガスタジオに行き、体験クラスを受けた。そのスタジオのクラスの入口にあった張り紙。


“ニューヨークスタディーツアー”


目に入ってきた瞬間、

「行かないと。」

直感的に心がそう言った。


まだレギュラーで通ったこともないスタジオの、しかもプチ海外ヨガ留学的なものに直感で魅かれた私は、すぐにスタジオのスタッフに声をかけた。本部のほうに問い合わせるよう言われ、すぐに電話した。

すると、

  • 残り1名の枠が空いている。

  • 明日、有楽町のスタジオで最後の説明会がある。

  • その説明会には、NYにいる(当時いた)スタジオヨギ―エグゼクティブディレクターのヤスシ先生がいらっしゃる。

これらのことを教えていただき、その電話で説明会参加の申し込みをした。

この時点で、

「呼ばれてる」と感じた。

人生における大事な出会いであったり局面では、いつもびっくりするくらい物事がスムーズに進む。

まだ30年くらいしか生きていないけれど、その感覚はあった。


次の日。

朝から有楽町に向かった。今はなき、東京スタジオ。有楽町ビルディングの中にあった。

スタジオに行くと、何人かに囲まれている男性がいた。

ヤスシ先生だ。

初対面だったけれど、その光景とご本人のオーラですぐ分かった。大きな器の優しいオーラ。同時に、

「あ。私はこの先生からすごく大事なことを教わる気がする。」

思い込みかもしれないけれど、心がすぐにそう思った。

ヤスシ先生はのちの2022年に、私のシニアヨガティーチャートレーニングの先生になる。


海外でヨガを学ぶ挑戦

ヤスシ先生の説明会を受け、まだ行ったことがなかったNew Yorkと、いままで通ったことがないヨガスタジオのヨガクラスを受けるということ、現地の他の先生のクラスも受けるということで、ワクワクした気持ちしかなかった。

その場でNew Yorkに行くことを決めた。
2か月後の7月に。

即決だった。金額は航空券も入れたらまあまあするけれど、それよりも経験。

当時の想いがインスタには残っていました。


それから7月まで引き続き色々なスタジオに行った。New Yorkに行くときまで、少しでもレベルアップしておきたかった。いま振り返ると、このときはまだまだヨガの初心者。純粋な気持ちで、何も先入観なく色々飛び込んでいった。めちゃくちゃ大事なことだと思う。

ずっと同じ場所にいても、学べることはやっぱり限られてくるから。

「井の中の蛙」にならない人生にしたい。

これは、前職の前社長から言われた言葉でもある。

自分の先生(ヤスシ先生の登場により、おばあちゃん先生は以降M先生とする。)にも、7月にNew Yorkにヨガしに行くと報告した。いつも通り笑顔で、色んなヨガがあるから楽しんで行っておいで的なことを言われたと思う。そして、必ずほぐしをやってからね、とも言われたと思う。娘を見守る母のような感覚を覚えてる。


そしてあっとゆう間に7月になり、夏休みを取ってはじめてのNew Yorkへ向かった。他にも何人かツアーに参加した人がいたけれど、知っている人はいなかったので、New Yorkまで実質1人だった。

New Yorkに行くとなると、JFK空港を使うのがポピュラーだと思うが、航空費を少しでも安くするために、New York Cityから少し離れたNewark空港がフライトの到着地だった。ほとんど人がいない空港で、入国審査も時間かからずいけた。空港からマンハッタンにあるホテルまで車で30分くらい。
こんな位置関係。


ただの観光とは違う。

「ヨガを学ぶために」New Yorkへ行く。


ワクワク、ドキドキの、自分の中のヨガの世界が変わる旅が始まった。


つづく。






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