『収穫』(ホラーのショートストーリー)
「水遊はご遠慮してください」と色あせた標識が立ってた。
規制を守ればよかったと今は思うけど、数日連続歩いていて、体は汚いし、汗びっちょりだったし、匂いがしてたし、この絵のように綺麗な湖に水浴びはちょうどよかった。
「フレッチャーの竪穴。深さ:未知(底がないかもしれない)」
変な標識だったけど、あんまり考えなくて飛び込んだ。猫泥棒みたいに、すぐ出入りする。それが計画だった。しかし、計画通りになかなかいかない時、あるんだね?
水に入った直後気を失った。身体は無反応になり、もっともっと未知の深さ(底がないかもしれない深さ)の湖に沈んでいった。肺臓に池水が入ってきて、パニックが感じたけど、もう遅い…
暗闇に囲まれた。
何時間たって起きたら、キャンプファイヤーのひらめく火と、少しかゆい毛布に覆われていた。そして、キャンプファイヤーの反対側に年老いてるおばあさんにギラギラ見られてることに気づいた。
「え?」私はつぶやく。
「何があったんですか?」
「あんたはもうちょっとで溺れるところだったや」おばあさんは答える。
「竪穴に引き取っぱられてね」
「ああ、ちょっと気持ち悪い」と文句を言った。吐き気と頭がくらくらで、上には催眠の星空が見えた。
「心配しないでや」おばあさんは腐った歯をみせて笑った。
「ただ休めばいいや」
おばあさんはパチパチ火に寄りかかって、細長い棒きれを手に取った。先には黒いソーセージみたいなものが刺されてた。
「ひと口どうぞ」おばあさんは棒を渡してくれた。
しかし、なぜか腕を動かせなかった。疲れ?それでも手を出して頑張って棒を握った。そして空腹だと気づいたら、すぐ不思議な肉を飲み込んだ。
「おいしい!」ガリガリ食べて言った。
「これ何ですか?」
「当地のものや」と答えられた。
「タンパク質袋と呼ぶ。体にいいものや」
「そうですか」
脚をかいて会話を進めるようとした。
「すみません。あなたは誰ですか?」
「ここら辺では「沼地ばばー」と呼ばれてるんだや」含み笑いをした。
「え。そうですか…」脚をかきながら返事した。なぜか分からないが本当に脚が痒い。
「生で食べるほうがわしが好きな食べ方じゃ」
「何をですか?」
あしが痒くてもう我慢できなく、手を毛布の中にかゆさの原因を探しながら動かして、何か気持ち悪くスライムのようなものを触った。冷汗を流した。
「タンパク質袋を」
沼地ばばーが突然かぶさせていた毛布を引っぱった。
ハッキリは覚えてないけど、叫び声を出したかも。しかし、目の前に見たことは一生忘れない。ひる。ひる。ひる。脚に何百個の蛭が吸血してた!私の血をちゅばちゅば吸ってた。
「見てごらん」沼地ばばーが言って、一つの蛭を手に入れて抜いた。
そのすり取った蛭を口の前までゆっくりと近づけて、歯を使い半分に噛みきった。血、私の体から吸い込まれた血がドロドロと流れて沼地ばばーの口とあごにびちゃびちゃこぼれた。
「お・い・し・い」沼地ばばーがずるずる血を飲んで言った。
血がだんだん減ってきたせいか、暗闇がまた囲まってきた。沼地ばばー。ひる。全てに圧倒された。気を失うまえに、最後、恐ろしい声で言われた。
「あんたは収穫のために熟したや」
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いかがでしょうか。終わりまで読んでありがようございます。
これは始めてのホラーショートの翻訳でした。修訂や直せる部分をコメントで指摘をお願いします。感想ももちろん大歓迎です。
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