さっと終わること
今日の仕事
昨日、時間のかかる成績表の入力が終わった。ふと、なぜこんなに面倒な作業なんだろうと考えたら、あぁワードだからかと気づく。ひとつずつの手入力、何人分のデータなのか、数えたくないくらいだ。普段仕事をしていると、先代の先生からそうしているから、なんとなく引き継がれていることが多い。そして、それが効率の悪いことにやっと気づくことがしばしばある。本当にもどかしい。
なんて、もんもんと考えていたら、事務所から電話があった。
「成績表の様式新しくしましたので、すみませんが、もう一回入力してもらえます?」
あぁ、なんとタイムリーなんだ… 入力が終わって、昨日の時間は何だったんだ!とちょっと思ったけど、開いたらエクセルファイル。これは、以前より入力が楽になるぞ‥ 同僚の先生とともに、表計算を設定したのでした。
…
同僚の先生は、去年の秋から一緒に仕事をしている。異業種の経験を何年もし、海外での養成講座を経て、今に至るそうだ。事務の仕事も長年やっていたということで、パソコンでの仕事が自分と比べ物にならないくらい得意だ。そして、いつも早く終わるように考えている。そんな先生と一緒に教えてもらいながら、表計算の設定をしたら、気持ちがいいくらいすぐに作業が終わって、うれしかった。おかげで今日5クラス全ての設定が終わり、すっきりとした気持ちで今、定時で帰っている。ありがとうございます。
できるだけ早く帰宅する
残業はほとんどしない。しないと決めている。 まず、残ってがんばったとしても残業代は1円も出ないし、職場から家まではだいたい電車に揺られ、1時間。(本当にほしいのは、どこでもドアだよね…) だから、大切な時間は、できるだけ多く自分と家族のために使いたい。そのためには、やるべきことをさっと終わらせて帰らなければならない。
以前、某ビジネスホテルに勤めていたとき先輩が帰らなければ、絶対に帰れない風潮があって、本当に違和感を覚えたものだった。今では、それぞれが好きなときに帰っている。
早く帰るときは、
「お先にすみません、お疲れさまです」
遅いときは、
「先に帰ってくださいね」
とお互いに気遣いながら。早く帰って、咎められるなんてない。今日やるべきことをしっかり、早く終わらせて、さっと帰ってしまおう。今やっていることは、本当に早く終われるやり方なのか、もう一度よく考えてもいいかもしれない。そうすれば、あぁこんなに時間を使ってしまったと思わなくて済むかもしれないな。
とはいえ、毎日がんばるみなさん、本当にお疲れさまです。少しでも早く帰って、大切な自分を休ませてくださいね。隣のサラリーマンが寄りかかってきて、そんなことを思う帰り道なのでした。