昔に聞いてた曲を聞くとその頃を思い出す不思議な感覚について。
youtube、ミュージックアプリで昔聞いてた曲が表示される。懐かしいなーと思いつつその曲を聞くと、昔の頃の記憶が蘇ってくる。
誰もが感じたことのあるこの感覚。この感覚はその曲を聞いていた昔から遠くなるほど懐かしさ度が増す。
これは癖になるほど中毒性がある。
だけどこのエモいような感覚はその曲を聞き続けると、だんだん薄れていく。だから僕は懐かしい曲はなるべくリピートしないようにしている。
しかし一体なんだろうこれは。
この記事によると名古屋の教授が、『メンタル・タイムトラベル』の一種だと言っている。
普通記憶は最近のものが鮮明で、過去になるほどぼんやりとするものだ。しかし、何かしらの刺激で過去を再体験する意識状態、それが『メンタル・タイムトラベル』だそう。
過去を再体験する、ってまさにタイムトラベル。
何かしらの刺激、ということは音楽以外にも『メンタル・タイムトラベル』を体験できるということだ。
例えば、写真や動画を見たり、匂いを嗅ぐこと。
こういう動画がある。
ファッションユーチューバーのげんじはみんながつけている香水を選ぶ。理由は自分の好きな女性が他の人の匂いを嗅いだ時に自分を思い出させるため。
これも『メンタル・タイムトラベル』の一種だろう。
さて音楽の話に戻るが、
中には感情と音楽が関連づけられるという人もいるみたいで、憂鬱という感情と音楽が結びついたことがあったそう。
これは好きな曲を起床のアラームに設定して何週間か経ったのちに日中にその音楽を聞くと憂鬱な気分になるやつと一緒や。
そういえば、
ブライアンもそんな感じの動画出してたな。
あとこの論文によると、懐かしいっていうのは好意的な感情らしいので、「メンタル・タイムトラベル」が癖になっちゃうのは仕方ないね。
まあ「メンタル・タイムタイムトラベル」なんて大層な名前ついてるけど簡単にいえば昔を思い出すなあってことだけど。