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アクティブ・ラーニングは学生にも社会人にも効果あり!

今回は「アクティブ・ラーニング」がもたらす効果について解説します。

以前も少し触れましたが、アクティブ・ラーニングってなんやねんって思う方もいるはずですよね。

文部科学省が定めた平成29年度の学習指導要領改訂において、アクティブ・ラーニングとは「主体的・対話的で深い学び」と公表されました。

それがもたらされる効果とは、常に学びを続けられることだと考えています。

これは何も学生に限った話だけでは無く、社会人になってからもアクティブ・ラーニングを意識し仕事に落とし込むことで、仕事のパフォーマンスを上げることにつながる可能性があるということです。

なぜアクティブ・ラーニングを意識すると効果が出るのか?

その理由は学習者が理想像のために学びが必要と感じて、身を乗り出すような姿勢が生まれるからだと考えています。学びに熱中し継続させることができれば、自然と望んでいた結果はついてきますよね。

一方でみなさんが今まで受けてきた学校の授業や、現在も受講中の授業のことを思い出してほしいです。その中にすっごく眠い授業がありませんでしたか?(笑)もちろん面白かった授業もたくさんありますよね。

特に義務教育の時点では勉強をさせられている感が強く、高校生以降でも主体的且つ深く考える癖がつきにくいはずです。私も中学生の時数学の授業が嫌いで全く集中していませんでした。なぜ数学を勉強するのか?と自問自答すべきでした。

好きなことを極めていく、そこにはアクティブ・ラーニングが作用している。

せっかくなのでアクティブ・ラーニングが発生している身近な事例を考えていきましょう。

誰しもハマっているものがあると思います。スポーツ・映画・読書・ゲームなど、つまりオタクということです。夢中になって自分の妄想を膨らまし、好きなことを調べて友達と共有する。それがすごく楽しんですよね。

筆者が高校生の時はメジャーリーグが好きで、毎日ネットで試合情報をチェックしていました。そして学校に行って休み時間に友達と熱く語っていました。

つまり皆さんも何かしらにハマっていて、その好きなことに超アクティブになって調べまくっているということです。この作用を参考にしてみて、自身のキャリアにどんな学びが必要かと考えてみましょう。

キャリア形成のためのアクティブな学びを習慣化できれば?

学生の方ですと、授業の中に自分が興味が持っている分野があると思います。興味があるのならオタクということですので、授業外でもたくさん情報を集めることができるでしょう。もしかしたら先生より詳しくなるかもしれません。

嫌いな科目があって勉強する気になれないのなら、その科目が自分の将来に与える影響を考えるといいでしょう。例えば英語が苦手な方でも、英語で仕事をするつもりはないけど海外旅行に行く可能性は十分にあります。旅行先でショップの店員さんと話すことをイメージすると、せめて中ぐらいの英語オタクになる必要はあるかもしれませんね。

一方社会人の方にとっても、将来像のために主体的且つ深い学びをする必要があります。好きなことと得意なことから自分の将来の生きがいを明確にし、常に学び続けることを意識していきます。

そのように自分の理想像を模索し没頭していくと、社会人にとって重要な希少性を獲得することにもつながります。いわゆる市場価値が上がるというものですね。他の人が真似できないあなただけの強みなのですから。

終わりに

今回はアクティブ・ラーニングについて取り扱いました。少しイメージがしにくいかもしれませんが、要するに急成長する社会で常に学びを続けられる手法と認識してよいでしょう。

前回のエピソードでお伝えしたように、社会から情報編集力が個人レベルで求められています。主体的且つ深い学びを習慣化し、何歳になっても人生をいきいきさせることを目指しましょう。



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