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『邦画は期待しない』ときめた私がもう一度みたいと思った。

初めて文章を書くのが、あの一時はやっていた沼落ちブログではなく、推しのカバーソングについてでもなく瑠姫くん主演の映画だということに自分が1番驚いている(笑)

とりあえずTwitterに流れてくる
『夜きみ見て泣いた』
『Gradationさらに好きになった』
のJAMの感想。

まじか…やっぱ見ないとかなぁ

個人的に後者の意見が気になって
(私はJO1のキラキラ儚い爽やかソングが大好きなJAMなので)
Gradationをさらに好きになるのか…それはやっぱ見たほうがいいよな

と。

なぜ『やっぱ見ないとかなぁ』と後ろ向きな意見だったかと言うと、ツイートでも書いたけど
私、邦画はほんと毎回見た後に後悔するタイプなんです。
(邦画好きな人ごめんなさい)

話題の映画とか、周りからおすすめ!って言われて見た映画……
楽しみ!と思って見に行くと

『お金払って映画館で見る意味あったかなぁ…ロードショーの録画早飛ばしでもよかったかも』

とか思うことが多くて。

その理由はたぶん、フィルムっぽくわざと暗く設定された色彩や映像の後ろに流れる音楽の親和性の低さとかいろいろあげられるんだけど

往年の洋画やディズニー、ジブリを見て育ってきた私はなにせ映画に求めるのはその世界観を表す映像美と音楽と言っても過言ではないんです。

(好きな映画を上げればそれが一目瞭然

・ローマの休日
・サウンド・オブ・ミュージック
・美女と野獣
・アラジン
・ライオン・キング
・魔女の宅急便
・天空の城ラピュタ
・ホリデイ
・プラダを着た悪魔
・マイ・インターン
・天使にラブソングを

などなど……)

だからたとえ自分がJO1のファンだとしてもそんなに感動するだろうか…って半信半疑でした。

(過去に自分の好きな人の映画見てがっかりしたこともあり)

それでも今回は妹が私よりも見に行く気まんまんだったから
連れて行くってことも兼ねて見たらいいか
と思って見に行きました。

結果、夜きみを見終わり
映画館の電気がぼんやりと着いたその瞬間わたしは

『…ふぅ。良かった。この映画、見に来て良かった。』
と一息置いて隣に座っていた妹にそっと呟きました。

自分の心にささった映画を見るとしばらくその余韻と世界に浸りたくなる性格でして
すぐに立ち上がらず一息ついてから映画館を出ていくんですが
今日はじめて邦画を見てその感覚になったんです。

映画の世界をじわっと楽しむ余韻が……


素晴らしい邦画はもしかしたら私が知らないだけで世の中にたくさんあるのかもしれないけど、
日本で上映される洋画は選びぬかれた…いわば選抜隊なわけで

さっきも言ったようにその洋画の映像美や音楽の素晴らしさに心持っていかれるわけで…。

じゃあこの映画なにが良かったんだろうか…と帰りの車の中でずっと考えてた。
推しグルメンバーがでてるから?贔屓目なのかな?

いや、意外と自分は推しだからなんでも許せるというより、推しになればなるほど厳しい目で見てしまうところがあるからそんなことはない…
(これほんと。妹に奨くんのビジュに対してなぜそんな厳しいんだといつも言われるので…愛故です。愛故…)

なんでだろう…何が自分的に良かったんだろうと考えれば考えるほど
映像の中に落とし込まれた色彩演出と空をいろんな角度から撮るところ…そして息と心臓の音。
これがちゃっちぃ音楽だったら

『あぁ〜なんか取ってつけたみたい。ブツッと話が切れて感じる…』

ってよくそのがっかりだった映画の時に感じる残念感が強くなる感想になったと思うんだけど
すごく自然で効果的だった。

そして今、夜きみのサントラがデジタル配信されてると知ってLINE MUSICで聞きながらこの文章を書いているわけなんだけど

サントラもいい!!
映画のときは話に集中してて気付けなかった……
いや音楽が良いから話に集中できてたんだ。
と聞きながら再確認。

ほんとにこの映画は私が求めてる映像美と音楽の親和性を兼ね備えた自分好みの映画だったということを考えれば考えるほど感じてる(笑)

そして最後の主題歌。

これが映画の世界を最後まで私の中にじわぁ…と広げて味わい深くさせてくれたなと。

こう書くと贔屓目みたいに見えちゃうけどそうじゃないのよ。
そうじゃないけどもう私はJO1のこと愛してやまないからJO1を知らずの感情では絶対に語れないのでそこは諦めるけどそうじゃないんだ()

もう、そりゃ語りたいことはまだまだ山程ある。
Gradationの歌詞のこととか
パンフレットに書かれていたこととか
色の話のもっと細かい話とか
青磁と茜のキャラクターについてとか
ジブリやディズニーに通じるモチーフについてとか


ほんと山ほどある。(それはまた今度)


とにかく、
邦画には期待してない…
そんな私がもう一回映画館で見たいなと思ったりした。

『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』


今日はGradation聞きながら余韻に浸っていたいと思います。


つたない、はじめての文章を最後まで読んでくれてありがとうございました(⁠ ⁠ꈍ⁠ᴗ⁠ꈍ⁠)


ゆう☘️

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