一芸払いは主催と参加者の境界線を溶かす【ペン画編】
一芸払いでボールペン画をいただきました。
大野:やっぱり今回も一芸払い良かったねー!頂いた絵画のモデル聞いた?
木村:えーとね、モン・サン・ミッシェルとあと1つはメッセージ送って聞いてる。(アンヴァリッドというパリにある軍事博物館でした。ナポレオンのお墓とかもあるらしい。)てかね、どうも高校生っぽいよ。
大野:え、そうなの!
木村:すごいよね!びっくりしちゃった。そしてさ、なんだかんだちゃんとした絵画作品持ってきてもらったのって初じゃない?
大野:そうだね、たしかに。
木村:本とか同人誌とかはあったけどこれは完全に一点物だからね。おれはこういうの待ってたよ実は。笑
大野:かなりクオリティも高いよね。
木村:「こんなのちゃちゃっとかいただけで。。」なんて言ってたけどそんなわけないじゃない。笑。本当にちゃちゃっと描いたんだとしても、描けるようになるまでの時間がまずあるはずだし。すごいよねえ。いまって写真をボールペン画風にアプリがあるけど、これはまじもんのボールペン画だからね。
大野:めちゃめちゃいい味だしてるよね。
木村:描きにいったのかな?写真とか見たのかな?聞けばよかったな。(フランスで撮影した写真を見ながら描いてくれたそうです。)
大野:てか良い額だなー!笑 ちゃんとした額だね笑
木村:そうフライングタイガーで1個400円の!笑。そんないいやつじゃないけど、やっぱり額入るといいよね!でるよね雰囲気も。
大野:普通に画廊とかで売ってそうだもんね。
木村:ね、こう入れるとそう見えるよね。お気に入りだから飾ります。ああいう高校生に届いたのは嬉しかったね。こういう絵を描く人の世界の切り取り方というか解像度って多分普通の人達と全然違うと思うんだよね。おれたちが何かを見てると絵を描く人たちが見てるみてるって解像度が全然違う気がしてさ。
モン・サン・ミシェル(Le Mont-Saint-Michel)
アンヴァリッド(Les Invalides)
大野:Artもだけどどの分野でもそうだよね。おれは本屋として商売やってるからそういう目で物事見ることが多いけど。それぞれ見えてる世界は違うんだなって。
木村:そういうのを垣間見えるって一芸払いの面白いところだよね。この講座ではおれが講師だから一応前に立ってるけどさ、対等な立場として接することができるじゃない。そいうのも日本っぽくなくていいというか、日本だとどうしても登壇者と聞く人って断絶されてるけど、もっとこう、それぞれが持ってる一芸というか能力に関してはフラットなはずだから。主催と参加者の境界線を溶かす試みだよね。
大野:ゼミって名前でやってて講義ではないじゃん。講義だと先生と生徒の関係だけど、ゼミって順番が回ってくるじゃん。AI時代の出版ゼミもそれに近いものを感じるよね。
木村:確かに。そうかも。今度からそうやって宣伝しよ。
『一芸払いは主催と参加者の境界線を溶かす【グラフィックレコーディング編】』に続きます。
お知らせ
9月30日(日)15:00〜18:00にAI時代の出版ゼミ 『つくる人の武器』としての出版講座第を渋谷で開催します。
詳細はこちら👉 https://aipublish5.peatix.com/
【イベント概要】
AI時代の出版ゼミ 『つくる人の武器』としての出版講座
AI時代に力を持つのは、自らの感性、美学、哲学を技術を駆使して形にする “つくり出す人” です。
データやルールがあるものや、そこから導き出せる『正解があるもの』はAIに任せればいい。データやルールのない『感性を元にした、正解のないものをつくり出す人』が活躍していくこれからの時代。
そんな時代に活躍する、アーティスト、デザイナー、パフォーマー、カメラマン。はたまた、料理人やパティシエ、ライターや作家、映画監督に作曲家。そんなアイディアと技術を駆使して『つくる人』たちにとって『著書』は武器になります。
そんなAI時代に向けて、『つくる人の武器』としての出版講座を開催します。
例えばアーティストなら作品の説明や制作過程をまとめた著書をポートフォリできるのはもちろん、展覧会のグッズとして販売したり、それらをテキストに初心者向けの絵描き講座をすることもできる。
例えばパフォーマーなら自分のパフォーマンス動画を電子書籍にリンクさせて、
写真と動画と文章で作品を紹介することもできる。
しかもアマゾンの自己出版サービスを使えば、スマホだけで電子書籍もペーパーブックも出版することができる。どちらも1冊から販売できるから、何冊以上売らないといけないというノルマもなければ、初期費用も無料でリスクもありません。
ゼミ中には目次作りのノウハウを教えるだけでなく、どのような切り口で本にすればヒットする内容になるかの個別相談を行います。同じく出版に向けて努力するクリエイターの仲間ができるのも大きな魅力です。
■対象人物
・『つくり出すこと』をしているすべての社会人、学生
・独自の技術や作品を持つクリエイター
・自分のノウハウを体系化させたい人
・電子書籍やペーパーブックで出版したい人
・ニッチな言語や技術を極めている人(初回ではアラビア語の詩集の出版を目指している方も来ました)
■場所
くるくる Global Hub
(JR渋谷駅から徒歩5分 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1丁目13−5)
■日時
9月30日(日)15:00〜18:00
■料金
・一般5,000円 / 学生3,000円
・【一芸払い】一般3,000円 / 学生2,000円
※一芸払いとは:AI時代の出版ゼミでは、アーティスト・デザイナー・クリエイター・ダンサー・カメラマン・パティシエ・ライターなど、何かを『つくりり出す』人を応援しています。そのような人向けに、料金の一部をそれぞれの『一芸』で支払うコースを用意しました。アーティストの方でしたら作品1点を参加費の代わりに提供いただき、パフォーマーの方はゼミの休憩時間でパフォーマンスを披露していただき、カメラマンの方でしたらゼミ中の撮影をしていただくなど、その方の『一芸』を提供していただくことで、参加費の一部とするコースです。
詳細はコチラ 『一芸払い、始まる』
■お申込み方法
peatixにてチケットをお申し込みください。
詳細はこちら👉 https://aipublish5.peatix.com/
※Facebookで参加ボタンを押すだけではお申し込みにはなりませんhttps://www.facebook.com/events/268853843737773/
参考note記事
・アーティストよ筆を取れ。出版は爆発だ。
・スマホがあれば出版できる
・10冊売れると10.000円。電子書籍の印税の話