AI時代の出版ゼミ

ホンギュラリティって何なの?

📚1ページ目:ホンギュラリティってなんなの?はこちらのページです
📚2ページ目:個人の時代の仲間集めはpush型からpull型へはこちら
📚3ページ目:正義3.0はこちら
📚4ページ目:アイディアを発酵させるはこちら
📚5ページ目:スマホがあれば出版できるはこちら
📚6ページ目:アーティストよ、筆を取れ。出版は爆発だ!はこちら
📚7ページ目:10冊売れると10,000円。 電子出版の印税の話はこちら

【1記事目:ホンギュラリティって何なの?】

大野:AIってもう色んなところで使われてるじゃん。このゼミで言うAIってなんなの?ってのと、出版とAIってなんで繋がってるの?ってとこ聞きたい。

木村:このゼミで言ってるのは、AIについて書きましょうとか、AIを使って書きましょうとか、そういうわけじゃないんだよ。タイトルもAI「時代」だからさ。AI時代に向けての準備として、KDPやPODを使って出版しましょうって趣旨なんだよね。
イベントページにも書いたんだけど、IT革命は「人」と「情報」を繋げたでしょ。その次はなんだ、AI革命は「人」と何を繋げるかってところから始まるのがAI時代の出版ゼミなんだけどさ。

大野:あー、なるほどね。

木村:例えばgoogleで「渋谷 ランチ」とかググるじゃん。すると「ここがいいよ。」って情報が出てくるでしょ。それでいろんな情報見ながら「今日は肉系にしようかな」とか「ここ前気になってたところだ」とか考えながら選ぶでしょう。

大野:うん。この辺だと、おれはそば屋さん好きだよ。

木村:そうそう。笑。いろんな情報が出てきて、情報を選ぶのが人の役割じゃん。
それで、その次は何なんだろう、「人」と「情報」の次は何なんだろうと思った時にさ、何だと思う?

大野:え、なになに!(棒読み)

木村:欲しいのそういうんじゃなかったんだけど。笑。検索でさ、今は「こういう情報知りたい」ってのを調べるんだけど、それって自分が必要な情報がわかってる状態でないと使えないじゃん。でもその次の段階で、こういうことをしたいんだけど、そのためにどんな情報が必要かわかんないけどそれを調べる、ってのにも対応すると思うんだよ。

大野:あー、意図を察してくれる的なね。完全に質問できなくても。

木村:そうそう。例えば大野くんだったら「若者の本離れをどうにかしたいんだけど、どうしたらいいと思う?」とかgoogleに聞くとするじゃない。そしたら今は「若者 本離れ」とかの単語を拾って情報出してくれるんだけど、それを今度はAIに聞いたら「こんな活動してる人がいますよ。」とか「こんなこと言ってる人がいますよ。」みたいにさ、情報だけじゃなくて自分が聞いたことに関係したことをしてる人を教えてくれるんじゃないかと思ってるんだよね。

大野:あー、今もAmazonとかで本買ったら「あなたが買ったこの本買った他の人はこの本も買ってますよ。」みたいな、人ではないけど人を元に情報出してくれたりはするもんね。今ってまだ人の紹介してくれるサービスとかってないのかな。

木村:あるんじゃないかな。AIが動いてるかはわかんないけどデートアプリとかはそうだよね。自分の趣味とか好みとか入れたらそれに合う人紹介してくれるんでしょ。

大野:あー、それの規模というか用途ががもっと拡大した感じか。

木村:そうそう。そうなった時に、AIに「こんな人がいますよ」って紹介してもらうためには、自分のことをAIに知っておいてもらう必要があるじゃん。

大野:んー、というと?笑

木村:えっと例えば、さっきの渋谷でランチとか検索して、情報がヒットするためにはお店側がHPを作ったり、食べログとかにお店の情報を乗せて置く必要があるじゃん。

大野:そうじゃないとgoogleに見つけてもらえないもんね。

木村:それと同じようにAIに対して「おれはこんなことできるよ、こんなこと考えてるよ」って情報を知らせておかないと、検索に自分が乗らなくなるじゃん。

大野:あー、そういうことか。今でいうHPみたいなものだけど、AIがする検索ってなるとそれ以上の情報が処理できるようになるってことか。

木村:そう、言うなら、AIに自己紹介するために本を書きましょう、って言うのが今回の出版ゼミの1つのテーマ。だからゼミの副タイトルの「ホンギュラリティで変わる本の意味」って言うのは、ダジャレってだけじゃなくてちゃんと意味があって。笑。今までは「こんなことをしてきたぞ。」っていう「まとめ」として本を書いてきたけど、これからは「こんなことをしてるぞ、していくぞ。」って言う「はじまり」の本として、かつそれをAIのデータベースに乗せるための自己紹介としての本っていうふうに、本の意味が変わるんじゃないかと思ってるんだよね。

大野:ホンギュラリティにそんな意味があったとは。笑。関係ないけど、ホンギュラリティっていいよね、愛着湧いてきた。笑

木村:いいよね、おれも実は結構気に入ってる。笑

2ページ目『個人の時代の仲間集めはpush型からpull型へ』に続きます。


お知らせ

8月19日(日)16:00〜18:00に【入門編】AI時代の出版ゼミ 『つくる人の武器』としての出版講座を渋谷で開催します。

詳細はこちら👉 https://aipublish.peatix.com/
イベントページはこちら👉https://www.facebook.com/events/205068223534630/?notif_t=plan_user_associated&notif_id=1533914736234533


いいなと思ったら応援しよう!