失われた10年なんて言ってこないで。
最近授業で
「失われた10年」
という言葉を知った。10年、もっと、20年と「失われた日々は増え続け…」
違う。、失われてなんかない。
私はバブルは知らないし生まれた時には
景気がどうたら経済がどうたら、就職氷河期がなんちゃら、少子高齢化、環境破壊。
色んなことが言われてきていた。
だけど、その全てが私かま生まれた21年前に始まったことではなく。
「今の若者は野心がない。」
だとか
「今の若者はやる気がない。」
だとか。
失われた10年、20年が普通になっている世代としてはなにか挑戦しようとした時。そんな「失われた○○」が足枷になっているような、そんな気がした。
「失われた10年」とか「日本はダメだ」とかずっと言われると、何だか傷つく?嫌な気持ちになる。
その正体は??
ダメなんだ、景気良くないんだ、むしろ景気良いと言われた社会に生きたことがない。
そう思うと
出来ないのかな。。
不景気だからどうせ上手くいかないのかな。
なんて。やる前から
「出来ないよそんなこと」
って言われている気分だ。
普通ってすごく難しいと思うから、社長になりたいとかではなく普通を大事に生きたいという公務員思考的な気持ちってそういう事なのかな。
私は失われたと言われる時代にそれなりに活力を持って生きているつもりだし、10代を過ごし、20代を生きている。不景気と言われる時代に青春も過ごした。
失われてる、なんて思っていない。
ていうか、損保ジャパンがゴッホのひまわり買取った時代って何事(笑)
バブルが崩壊し、パート・アルバイト・派遣など様々な雇用形態が生まれていく中で、終身雇用、大量採用でそれほど個性の求められない労働形態から上手くスイッチ出来ない人が「失われた10年」って口にするのかなあ。と、考えてみたり、
それなりに活力を持って生きてきて、最近いきなり失われた時代なんて知ってギャップに戸惑っている(笑)そんな夏休み。