【学童日記】暴れん坊と向き合う
学童でアルバイトしています。
独立した年、「住民税が払えない!ヤバい!」と慌てて始めたものの、
いざ続けてみると、子どもたちはとても面白くて、
新しい発想をもたらしてくれるのでありがたい。
本業はデスクワークばかりなので気分転換にもなり、
楽しく続けてもう4年目になる。
うちの学童は200人近く利用数があるのでそういう意味では
たいへんなのだけど、人懐っこい子が多いので、
「子どもは得意」というわけでもない自分でも、
コミュニケーションがとりやすかった。
しかし、ひときわ暴れん坊の男の子Aくんには
私はもちろん、プロの職員たちも手を焼いているようだ。
困るのが、ほかの子どもたちを殴ったり、首を絞めたり、
暴言を吐いたり。気に入らないことがあると攻撃的になって、
指導員たちが注意してもぜんぜん響かないところ。
注意しても逃げ出してしまう。話を聞いてくれない。
あるとき、彼に逃げられた私は、手練れの指導員に対策を相談した。
「感情的にならず、ひたすら粘り強く、何度も言い聞かせるしかないんですよね」との答え。にこやかで優しい方なのだけど、力強い言葉。
学童の先生って、体力も鉄人だけど、我慢強さもすごいな…
いつも攻撃的になってしまうということは、それだけ余裕がないのかな。
自分は攻撃されていると感じているのかもしれない。
彼も「話しても、聞いてもらえない」と思ってるのかもしれない。
家庭での状況も気がかりだ。
感情的にならないように…
少しでもコミュニケーションがとれるようになるといいな。
試行錯誤は続く。
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