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カメラ選びで迷走。1年でフジフイルムのカメラを7台購入した結果。

ちょうど1年前の春の事。めちゃくちゃ気に入っていたフジフイルムのX-E4というカメラをどういうわけか手放して、そこから1、2ヵ月おきのペースでカメラを買い替えるという迷走状態に突入してしまいました。

それぞれのカメラについて、手放した理由と最後に行き着いた境地についてまとめます。

①X-E4
グリップが全くないデザインについて、見た目はすごく気に入っていたのですが、子供や荷物をかかえて片手で撮ることが増えたため、しっかりしたグリップや手振れ補正機能が欲しくなってしまいました。

シンプルな見た目が最高


②X-S20
コンパクトボディに大型の握りやすいグリップ、手振れ補正もありと万能なカメラ。ただ万能すぎるがゆえに、持ってて、撮っててこれまでのカメラと比べるとテンションが上がるというものではなかったです。

そんな中で大阪にてフジフイルム主催の、カメラ系ユーチューバー「ゆ~とび」さんによる、GFXのトークショーがあり参加したところ、会場に発売直後のX-T50が展示されており、触りながらフジの人とあれこれ話しているとやられた。気づいたら買っていたのだ。

前のモデルX-S10も持っていた事があるが、質感や使いやすさは明らかに向上している。お値段も6万円ほど上がっているが・・
ゆ~とびさんでかかった

③X-T50
レトロでコンパクトなデザインに、X-T5とほぼ同等のスペックを詰め込んだカメラ。グリップの形状が独特で、底から見ると丸みを帯びており小さいのに手になじむ不思議なカメラだった。チルトモニタというのも良かったです。2025年の夏に出ると噂のX-E5も同じ形のグリップにしてほしいです。

手放した理由ですが、軍幹部の左肩にあるフィルムシミュレーション機能を使わないことと、それがどうも入門機っぽい印象を自分の中で持ってしまう事。実際フジフイルムの広告も「思うがままに色を操る」「撮って出しで映える写真を」みたいな入門機ですというような売り方をしていたのがどうも気になりました。別にそれに見合う低価格のカメラならいいんです。でもこのカメラは中身はX-T5に近く、お値段も初値22万円とX-T5が中古で買えてしまうカメラなのです。え、だったら上位機種のX-T5を使ってみたいという欲が出てしまいました。縦方向にも稼働するモニタも欲しかったです。

16-50mmの新しいレンズ、嘘みたいに軽くてインナーズームで良かった

④X-T5
ついにたどり着いてしまいました。T4と違いT5からはフラッグシップの座をHシリーズへ受け渡し、写真機としての使い勝手を強化。サイズも小さくなり、私の好きなチルト液晶になり、数字だらけでかっこいい軍幹部、大きいファインダー。かっこいい・・・

が、私にはちょっと重かったです。他社に比べれば軽くて小さいはずですが、大きさの割にグリップが浅くシンプルに持ちにくかったのです。ごめんなさい。

金色のシャッターボタン着けてたら知人に画びょうって言われた

⑤X-100VI
ころころ買い替える事にはどめをつけようと、思い切ってコンデジだけにしました。しかしすぐにレンズを交換したくなりお別れしました。あと高すぎました。(28万円)

質感は過去最高に良かった。高いだけある。

⑥・⑦
そして現在。これまでの購入歴を振り返ると、コンパクト・デザイン重視のカメラを手にすると「グリップが無い・使いにくい」と手放し、グリップがしっかりある万能カメラを手にすると「大きくて持ち出さない・撮ってて楽しくない」といって手放している事が分かります。

そう考えると、そもそも矛盾するふたつの要望を1台のカメラで叶えようとしている事に無理があり、このままだとこの先も同じ事を繰り返すのが目に見えています。

解決策はただひとつ。2つ持てばいいのです。
ということで“仕方なく”現在は軽量万能機X-S20と、撮影目的でないお出かけでも持ち歩ける超コンパクト機X-M5の2台体制で落ち着きました。

かっこいい・・

尚、フジフイルムのカメラは残念ながらほとんどの機種が欠品品薄状態で、手放すときも購入時と同等の価格で売れるのでこんなコロコロ買い替えが出来ています。

私がこの2台をこの先も長く使い続けられるかどうかは、夏に発表が噂されているX-E5が出たときに我慢できるかどうかにかかっています。
何せ前モデルのE4は過去一番好きで長く使っていたカメラですから。誘惑に打ち勝たなければなりません。

ちなみに今回はフジフイルムくくりなので入れていませんが、これらの合間にPENTAXのWG-1000や、RICOHのGRIIIxも手元にありました。(今はありません)

それでは長々と素人の買い替え遍歴に付き合っていただき、ありがとうございました。


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