ICUで停電した時の話 その1
みなさん、病院勤務の方々に質問なんですが・・・
突然の停電って経験あります?
もちろん、様々な災害が日本では起きているので、災害への対策は本当に大切だと思うんですよね。そして、私なぜか知らんけど、めっちゃこういうどうあがいても避けれない系の事件によくあたるんですよね😇
これまで、停電複数回・酸素供給困難・地震・火事・・・
様々なトラブルにあたってきました。。。なんで私が勤務の日に限って!!!!って思います笑 患者さんは落ち着いて状態安定しているのに、こういう避けられないトラブルにあたる。。。
しかも、余談ですが、毎回当直医師が同じ先生でっ笑
私達そろうと何かしらの厄がっっっ!!!とまでお互い言ってます笑
ということで、
ICUでの停電をしようかと思います
これが全てではないのと、私の気持ちも大いに入ってるので、あしからず。
とある日の夜勤・・・・🌛
ICUとはいえ、夜は暗くしますよ。豆電気くらいの。うっすら。
私はリーダーでふら〜っと歩いてたんですね。
突然・・・
バスンっ!!!
って音がして、ICU・・・明るくなる💡
なんで?って思うんですけど、非常灯が付いたんですよね!結果、夜勤帯で暗くしてるなかでたくさんの非常灯が点いたから明るくなったっていう!!
1〜2秒くらい
「え?なんで明るく・・・はっ!!!これ停電や!!」
ってなりました。ちなみにこれ停電経験数回目・夜勤帯での停電は初。周囲を見渡すと、停電に気づいてなく「ん!?ん!?」っていうスタッフもいたので
「停電!ベッドサイド行って〜呼吸器チェック〜」
各自、患者さんみながら分離換気の準備。
呼吸器によっては非常電源に切り替わる際にグラフィック止まるけど送気してる呼吸器もあるんですよね。なので、念のためそういう呼吸器は分離換気です。でもここでスタッフすごいなって改めて伝えましたけど、ちゃんとみんな酸素化チェック・胸郭運動チェック・ETCO2チェック・呼吸器の稼働性チェックして言わずとも安全を確認してくれました
ありがとう、スタッフ達よ!!
そして、スタッフが患者さんのところに行ってもらいつつ、すぐに臨床工学技士さん・集中治療医をコールです。
この時、人工呼吸器の患者さんも、PCPSついてる患者さんも、IABPついてる患者さんも、CHDついてる患者さんも、NOついてる患者さんも、っていうかきりがないくらい割と機械だらけやないかーーーーい!!っていう病床でした....
ということで、
もちろん普段から生命維持に必須な機械は非常電源についています、、、が、まさかのまさかのまさかの自家発電が落ちるというありえないけど、ありえたら怖い事態に備えて、補助循環のサポート準備・CHDは患者さんによっては一時中断。主治医にも念のため指示をもらいますが、主治医も停電で病棟に呼ばれている医師もいたので、全員がTELでれる訳ではなかったですねー。
そして夜間管理の師長さんに連絡するが、どうやら周囲の病棟も停電らしかったので、夜間管理の師長さんTELでれず!!!
ということで、内部の対策を進めます!
私はリーダーだったので、何時に何をしたか記録しながらスタッフに指示出しです。もし後々患者さんになにか余波が起きたら大変ですからね。記録大事です。自分達の保身のためにもね。
で、スタッフにスマホで情報拾ってもらいつつ、災害状況チェックしながら、うちは自動ドアの箇所も多いので全ての扉を手動運転に変えて待機。
あとは不安な患者さんもいらっしゃったので状況を説明。
続いて、不要な電気を消しつつ、供給源を検討します。いらないパソコンとかね。それしつつ、3Pコンセントの延長を張り巡らせます。循環作動薬とか止まったら生命危機に瀕する患者さん多いですしね。
そして緊急事態でもあり夜間管理師長さんが連絡つかないので、夜中ですが申し訳ないけれどこれは緊急事態なので、部署の師長に電話です。追加の応援がいるか・状況はどうなっているかを連絡です。
ここまでで、割と内部対策はできてきました(一部省略してますが)
ということで、その2へ続きまーす!