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地球温暖化と温室効果ガスの関係性

ニュース地球まるわかり  どうする?温暖化 COP26の行方は?

この手のニュース番組のお決まりのパターン

きちんとした論理的な解説をあまりしないまま

①森林火災や氷河の崩落、洪水のなどの災害映像⇒②工場などから沢山の煙が出ている映像⇒③デモ映像、市民グループとグレタさん、という感じが定番です。

視聴者は

①災害怖いね。温暖化って災害が起きることなんだね

⇒②そうか。温暖化の原因は私たち人類が二酸化炭素を排出しているからなんだね

⇒③なら災害が起こらないようにするために二酸化炭素を減らさなきゃいけない

⇒④二酸化炭素は化石燃料による発電や石油製品を多く使うときに発生する

⇒⑤これらで利益を上げている企業は二酸化炭素を出さないためにすぐに今やっていることをやめるべきだ

⇒⑥やめないですって?みなさーん、この方たちは国民の命よりも自分たちの儲けの方が優先みたいだよー

⇒⑦なにぃ?国民の命なんかどうでもいいだって?

⇒⑧「私たちの世代にツケをを回すな」「環境破壊をするな」「世界の命を守れ」

という図式になってる気がします

伝言ゲームのように、すこーしづつ論点が変わっていってます。

そして

また新たな「トンでも論」の出現です

国際会議の壇上になんと、絶滅した恐竜が復活して壇上に上がりスピーチをして拍手喝采を受けます。というCGです。

「絶滅を選ぶな。手遅れになる前に手を守るのだ」

「言い訳をやめ、変化を起こす時が来た」

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まるで「今、大幅な温室ガス削減をしないと人類は恐竜のように絶滅するぞ。今まさにその瀬戸際だ」と言っているかのようです

あれ?恐竜が絶滅した当時僕は生きていませんし見ていないので聞いた話でしかないんですが、文明活動に伴う二酸化炭素の増加で絶滅したんでしたっけ?あれ?

そしてテレビ番組のゲストのキンタローさん

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「私の子供も恐竜大好きなんです。絶滅した恐竜が発言するって説得力ありますね」

ニュース番組のコメンテーターは、もう少し勉強してきてほしいです

そして例のごとく、グレタさんは集会で「COPはリーダーたちがきれいごとを言うPRになった」と叫ぶ

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あれ?各国のリーダーはどうしたらいいんだろう?

経済優先で二酸化炭素なんてどうでもいいなんていおうものなら、おそらくグレタさんや環境運動家は激しく糾弾すると思いますが、今回は、各国が取り合って環境に取り組んで温室効果ガスを削減しよう。という決議だったのに・・・。

もちろん、いろんな思惑があってのことで、後ほど解説しますが、石油産油国が自国の電力の再生エネルギー比率を半分にすることを目標に、植林や太陽光発電を導入しているわけで各国が少なからずとも、環境を守ろうという方向に世界が傾きかけているというのに・・・。

ではなぜ国のリーダーが温室効果ガス削減のための実際の行動が遅いのか?

それは、解決すべき様々な問題があるからこそ、慎重になっているわけです

今日明日すぐに気持ちの問題ですぐ切り替え出来るものではありません。

現状から変えていくわけですから、そこで働く人の雇用、新しい技術の効率と安全面に関わる技術開発、そこへの予算、環境整備(自然環境ではなく、新しいやり方に切り替えるためのいろんな環境整備)、法律の改正、多国間、自国官、民間、関係者などの間で様々な協議も必要でしょう。

現在の状況だって、先人たちのかなりの労力と犠牲の上に成り立っています。

これから大きな方向転換をするのですから、これからの私たちが、かなりの労力と犠牲を払いながら、多大なコストをかけながら作っていく必要があるわけです。

ですから、学生運動家や宗教っぽい運動家やグレタさんのように理想のスローガンだけ言うのではなく、誰がどのくらいのコストと時間をかけて犠牲を払っていくかの役割を民主的にちゃんと決めていかなければなりません。

確かにグレタさんたちの発言や主張も一理あるなと思います。

でもそれを成し遂げるために他方の意見を全部無視で民衆に感情論で訴えかける。

これ、ナチスのヒトラー、戦時中の日本、独裁国家の現状、地下鉄サリン事件当時のオウム真理教、と基本構造は何も変わらない気がします。

ちなみに余談ですが、こういった惨劇の当時を物語る負の遺産も、風化させないために保存して語り継ぐ、忘れないことが大事だと考えていますので、ナチス親衛隊のヘルメットや、日本軍の戦争関連のものなど資料として保管しております。

希望の方には、見ていただく機会を作りたいなと思っています。

学校などへ出張授業などで歴史を学ぶときにその実物に触れてもらう機会も作ります。

希望の方は遠慮なくご相談ください。

話戻ります。

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脱炭素・地球温暖化対策・温室効果ガスの削減というキャッチフレーズでなく、具体的な事柄に落とし込んで実行している事例も、同じ番組内で紹介されていました

(水上に浮かぶ家)に住む一家への取材です。     

電気は、ソーラー発電を設置していました。

水の上なので周りに太陽光を遮るものがないため効率がいいそうです

で同じような水上ハウスで電気を共有し、融通しあうようなシステムでした

それぞれ大型の蓄電池もあり、生ごみなどから発電するバイオマス発電も行っています。

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まず、自分達が現代人として普通に生活の質は維持したい。

その必要な電力を賄うためにはどんな技術が、どんな製品が必要か?

そしてそれだけでなくそのシステムをどう運用するか(ソーラー発電の電力の共有など)

自分達が具体的に何ができるかの中で、温室効果ガスの排出を減らしています

考え方や生活の仕方、価値観は人それぞれですから、電気のために大規模な環境破壊をしている現代の事実を否定し、自身がその電気を使わない暮らしをするのであれば、それは主張として筋が通ています。

おかしいといわれるのは、現代人の生活の質(文明適生活)を維持することと環境を守るという相反する事の落としどころを模索している国のリーダーの姿勢を否定しておきながら、自身はその文明の現代に生まれた恩恵を否定はしない、その矛盾がいろんな方の違和感になっているんだと思います。

行ってることは確かにわかるけどね・・・ってことです

例えばですが、キャンプブームでもあるので、電気を使わない生活をしてみて電気は使わなくてもこんな風にできるとかを発信し、みんなが日常生活の中で少しだけそういったことに置き換えてみようということを広げたい。

こういうのは支持してくれる方も多いと思います。

「私たちの若い世代がそのツケをを払うことになる」といいますが、そのツケの恩恵は受けたい(文明的な生活は維持)というのは矛盾があります。

その発言やその行動で多くの方に影響を与えるような、影響力のある有名人は、見本である必要があります。

まずもう少し勉強し、具体的な案を考え、意見が違う方と感情論を一切省き、論理的、科学的、数学的に話し合い、同じ宇宙船地球号の乗組員同士で共有できる落としどころを話し合えば、もっと物事は劇的に進むと思います。

また、世の中はいろんな側面がある実例ですが、産油国が発電エネルギーの半分を再生エネルギー由来にするという目標の元、植林やソーラーパネルの設置などいろんなことに取り組んでいますが、それは自国の石油の使用量を減らすことで他国への輸出をその分増やしたいという目論見があります。

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地球規模で減らそうということではなく、経済的な意味で取り組んでいます。

またなぜそのようなことをするかというと、現代の化石燃料の使用を良しとしない風潮を考えると、石油関係が経済全体のほとんどを占める産油依存経済の国は、将来が不安です。

なので、石油を売れるうちにできるだけ高値で売りたいという経済政策になります。

なので現在輸出量を調整しているため、ガソリンなどの燃料の価格が高騰しています。

具体的解決策や妥協案の議論もないような、感情的な風潮は、無駄な世界の混乱とそのしわ寄せが至る所に出てしまいます。

またこの番組外ですが、二酸化炭素を出さないんでなく有効活用しようという取り組みをしている方もいます。

空気より重い性質を生かして消火器を作ったり、香水を作ったり、空気を冷やす装置を作ったり、燃料として使えるようにしたり、という考え方です。

再生エネルギーで二酸化炭素を使わないことだけではなく、植林などで二酸化炭素を減らす取り組むとかも大事な考得方です

また二酸化炭素を利用して作ったものを「従来は二酸化炭素を沢山生み出して作っていたもの(燃料など)」と置き換えることで、二酸化炭素の再利用(リサイクル)という考え方もあります。

もちろん、実際に研究開発が進むかとか、実際に実用化されるかというハードルは低くありませんが、デモや精神論で無駄にお金を使って集まって活動したりするのではなく、そういったところへその情熱とお金を回してくれませんか?

そしてみんなでみんなの地球、何とかしましょうよって思います

よろしければサポートを宜しくお願いします。 励みに頑張ります