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環境ビジネス「生み出す人」「伝える人」

3年10月29日                                   ガイアの夜明け  廃プラの救世主「段ボール」「米」

段ボール                                          ⇒従来梱包用資材としてあった防水加工してあり強度もあるものを家具に

原料がリサイクル品なのでそもそもエコではあるが、                        その製品が必要なくなった際に捨てるのが簡単ということまで考えている

従来の通常の梱包資材としての段ボールであれば、                             その商取引は「企業対企業」なのでその破棄の方法も、                    法律やマニュアルが完成されている

しかし、家具や雑貨、小物として段ボール製品を売る場合                                「企業対個人」となるわけです

個人の人はモノの捨て方も無知ですし、面倒なことはできませんし、                もちろん破棄の際のコストもなかなか負担しきれません

また、「企業対企業」の取引で実用品の場合、                             機能性が重視され、装飾的なことはあまりもとめられません。

しかし、「企業対個人」取引の場合、機能性はもちろんですが、                   装飾的な要素も(デザイン性など)も重要になってきています。

多くの企業が、素晴らしい技術と商品を持っていても                       なかなか市場に受け入れられないのは、                             客層のニーズの変化に対応していないことが多いです                        客層がどこの誰なのかを具体的に把握しきれていないのかもしれません

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九州段ボールでは、従来から従業員が段ボール雑貨の試作品を作っていたそうです。

それをそのままでなく、顧客目線で使い勝手とデザイン性を磨き、                   商品開発に努力している姿は応援したくなりました

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テレビの中では触れていませんでしたが、                            僕なりに気付いたことが一つあります

もしかすると、段ボールは、                                 強度を保つために直角かそれの準ずる形で角を作るというイメージで                フレーム構造で強度を出し、そこに装飾的な「外装」を付ける必要があるのかなと感じました。

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車で例えると、ハイラックスのような                              フレームの上にボディが乗るような形の車

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モノコックボディで、外装パーツ一つ一つが集まり、                              全体が組みあがることで強度を出すようなイメージです


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米の生産で約5パーセント出てしまう「くず米」                            従来家畜のえさにしかならないようなお米を利用した                                新しいプラスチック代替え素材「ライスレジン」

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開発当初は、誰にも見向きもされず在庫の山だったそうです

法律の改正で一定の条件下の企業にプラスチックごみ削減をせまる法律ができ、ライスレジン製品のニーズが出てきました

必要性が出てきた企業(客側)が必要とするものを開発して提案することが重要です

素材のままPRしてもクライアントは理解してくれません

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ホテルなどの宿泊施設のアメニティ製品を提案したり

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海外も視野に入れた農業用のマルチシートとして

この場合、レジンにあたる素材も自然に分解されるような素材で作り                 通常のライスレジンとは異なる素材で、自然に分解されるシートです

これはテレビ番組内では言っていませんでしたが、

観光資源としてコメどころで出てきたくず米を利用したお土産製品、                    また自然に配慮した農業をしているアピールにもなる農業製品。

自然豊かな地域とはいっても、人類の経済活動は環境汚染になります

それをこういったものを使用して環境負荷を最低限にしながら                    自然PRの観光をしているというのであれば                             その矛盾は解消されると思います

また観光的要素を含めたプランでその関係者にもメリットがある計画にすれば、一石3鳥4鳥となり、財源の確保も枝が増えればやりやすくなります


段ボールの取り組みは、                                         客層について十分考査してプロジェクトが進んでいるように感じますが、

ライスレジンに関しては、営業部門に力不足を感じました

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磯村 雄二
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