高校で講演をしてきました。
大学一年となった今。
自称進学校の中ではある程度優秀?
な大学に行ったとのことで
受験や、大学の生活について話しました。
我が母校は23区にある私立ということで
なんといっても校庭が狭い!
どのくらい狭いかというと
校庭を斜めにマックスで50m.
50m走を走り終わったら芝からコンクリに入り
壁に激突…。
そのような狭い校庭です(笑)
今通っている公立大学は
なんと高校76個分!
これを皆の前で言ったら
死ぬほどウケてました。
安心(笑)
このような冗談も交えつつ話したのですが、
自分の受験の話をかなり気合を入れて話しました。
話す相手が高校2年生
すなわち受験まであと1年の
生徒だったので。
僕は偏差値的には受からない大学しか
受けませんでした。
模試の判定もC以上は取ったことのない
大学ばかり。
例えば上智大学。
学びたい分野がこの大学にはあり、
家からも通いやすく
めちゃめちゃ行きたいと思っていました。
しかし模試ではE判定しか取ったことなく、
なんなら共通テストとの併用で受けたのですが、
共通テストの点数を加味しても余裕のE判定でした。
こんな大学に受かる方法。
僕は模索しました。
塾も行っていない、
11月末までサッカーがある。
(サッカーは課外のクラブチームでした)
そんな中したこと。
徹底的に赤本をやり込み対策。
受けた大学6校。
全赤本めちゃめちゃ対策しました。
受験科目、配点、傾向に最低点、倍率。
全てを徹底的に研究しました。
そして例年の最低点以上の点数を確実に取るために
どの分野を勉強すべきか優劣をつけながら
対策をしました。
おそらくこの勉強法が向いていたのでしょう。
結果自分は数学を極める。
そして他の科目もある分野は捨てて、
ある分野は極める。
と、極端にしていた。
人よりも勉強時間が取れないので
このような捨てる勇気も必要だと考えた。
数学をどれほど極めたか。
赤チャート3冊を見た瞬間に答えがわかるくらいまで
極めた。
結果、本番数学体感満点ほどになり無事合格。
そして第一志望の国公立も合格。
国公立としては異例の6.4倍という倍率に
震えたものの合格できました。
こんな話をしながら
当時の自分、頑張っていたなと
自分で感心してしまいました。
そして高校生に最後に一言言って!
とのことを先生から指令を受けたので
この一言をかなり考えました。
受験勉強は大事。
もちろん合格するのが一番だけどもちろん
不合格の子もいる。
実際僕は都立高校受験に失敗して
私立の高校に通った。
でも思い返して一番大事なのは思い出である。
僕たちの高3。
ちょうどコロナの流行り始めた時期ということもありイベントも全部中止。
さらに言えば6月まで休校で、
11月に学校が終わったので
実質半年しか学校に通っていない。
自分にはサッカークラブという
別の最高に楽しい居場所があったからよかったものの他の子はどうだろう。
部活も高2で引退で終わってしまい
辛かったと思う。
いろいろ考えて
『残り1年の高校生活。全力で楽しんでください』
と伝えた。
その瞬間自分の高校生活を思い出した。
とても楽しかった。
最高の3年間だった。
そしてなんだか寂しくなった。
まだこの高校生活を楽しめる
現役高校生いいな、と。
先生や両親がよく言っている。
高校生に戻りたい!と。
大学生が最高に充実していて楽しい今でも
高校生に戻りたいな、と思った。
そして
コロナおさまってくれ!
と願った。
講演会は大成功。
先生にも好評でよかった。
最後に一つ問題を出してこのブログを占める。
これは実際、数理科代表として
講演会でみんなの前で出した問題である。
ちなみに生徒たちはめちゃめちゃ答えが
割れてました。
暗算で求められるようなものでもないので
感覚でお答えください。
正解だと思う答えを
コメントで書いてくれたら嬉しいです😆
Q.当たりを引く確率1%のガチャを
100回引きました。
少なくとも1回当たりを引く確率は何%でしょう。
ただし当たりを引く確率は常に一定とする。
A 32%
B 64%
C 96%