行動心理学で解決!今日限定Todoリストでタスク管理のストレスを解消する方法
「やるべきタスクが山積みで、何から手をつければいいかわからない!」 「優先順位を決めても、結局他のことに手を出してしまう...」
そんな悩みを抱える方へ。
この記事では、行動心理学に基づいた「目標設定理論」と、それを活かした「今日限定Todoリスト」の作り方を解説します。
今回紹介する「今日限定Todoリスト」は非常にシンプルですが効果的で、ビジネスパーソンが頭の中で行なっています。
なぜ重要なのかを行動心理学に基づいて解説すると共に、紙やペンに書き出す方法を取ることで、誰でも練習できるようにしています。
この方法を取り入れることで、タスク管理のストレスが減り、効率的に目標を達成できるようになります。
今日限定Todoリストとは?
「今日限定Todoリスト」は、1日の中でやるべきことを絞り込むためのタスク管理術です。
特徴は、「今日やること」と「やらないこと」を明確に区別し、リスト化する点にあります。
このリストは、頭の中で漠然と考えているタスクを紙に書き出すことで脳の負担を減らし、集中力を高める効果があります。
現在はSlackやTeamsなどのツールも活用できますが、紙とペンのシンプルさには独自の効果があります。
しかし、その場合は「今日やらなくていいタスクが表示されないよう注意が必要です」
私の使い方は15時頃に紙とペンを取り出し今日限定Todoリストを作成し「これが終わったら帰る!」と気合を入れていました笑
今日限定Todoリストの効果
今日限定Todoリストの効果を理解する前に「目標設定理論」について解説します。
目標設定理論とは?
目標設定理論は、心理学者ロックとレイサムによって提唱された理論で、具体的かつ挑戦的な目標を設定することで、動機付けやパフォーマンスが向上することを示しています。この理論によれば、目標が具体的であればあるほど達成感を得やすく、結果として効率的に目標を達成できるようになります。
目標設定理論に基づいた今日限定Todoリストの効果
「今日限定のTodoリスト」は、この「目標設定理論」のさまざまな効果を利用しています。
明確な目標設定
「定時で帰る」という目標は具体的であり、達成基準が明確です。
この明確性によって、取り組むべきタスクに集中できます。挑戦的な目標
膨大なタスクの山を見た後に「定時で帰る」目標は、適度な難易度を持った挑戦的な目標といえます。この難易度がモチベーションを高め、達成感を大きくします。フィードバック
定時で帰ることができた時、「目標が実現できた」というポジティブなフィードバックとなり、今後のモチベーション(タスク消化スピードの向上)にもつながります。選択肢の削減
今日限定Todoリストによって、やらないことが明確になることで、意識が分散せず、「定時で帰るためにやること」に集中できます。
集中できることで消化スピードが上がり、目標である「定時で帰る」を達成できます。
作成方法
ここからは、「今日限定Todoリスト」の作り方について解説します。
1.全タスクを書き出す
あなたが担当しているタスクをすべて確認します。
もし職場で管理アプリなどを使っておらず、全タスクを一覧で確認できない場合は紙やメモ帳、個人的なアプリにタスクを全て書き出しましょう。
2.今日やるべきタスクを絞る
1で書き出したタスクとは別のページで今日期限のタスク、今日やっておかないといけないタスクを書き出します。
この時、全タスク一覧とは別のページに書き出すことが重要です。
そうすることで、やらないことを意識する必要がなくなり、集中力をアップさせます。
冒頭でも説明していますが、私は紙やメモ帳を推奨しています。
3.ひたすら実行!どんどんタスクを消していこう!
あとは出したタスクを上から順番に終わらせるだけです。
「書き出したタスクに優先順位をつけるか?」とよく聞かれますが、ありません。なぜなら全て今日中だからです笑。
目標設定理論の通り「目標達成に近づいている」という事実がモチベーションを上げてくれます。
そのため、紙に書き出したタスクは完了したら取り消し線を入れてください。
まとめ、おさらい
「今日限定Todoリスト」は、行動心理学に基づく効果的なタスク管理術です。この記事を参考に、以下のステップを実践してみましょう。
全タスクを書き出す
今日やるべきタスクを絞る
ひたすら実行!どんどんタスクを消していこう!
明日から、定時で退社できる日が増えれば幸いです。
次回の記事では、この方法を実践した際の具体的な成果についてお話しします。お楽しみに!