大きなトレンドでの逆張り手法(FX スキャルピング)
こんにちは,今回は大きなトレンドが形成されている時の逆張り手法についてお話ししていきます.
最近,ポンドやドル円の動きが一方的過ぎて,なかなかトレードできていない,という方も多いのではないでしょうか.
乗り遅れた,と思って見ているとますますトレンドに沿って動いたり,逆張りするには怖すぎたりと,難しいですよね.
そこで,今回は実際のチャートを使ってその中での逆張り手法についてお話ししていきます.
これは,2019/8/5(月) 日本時間22:00頃のユーロ円5分足チャートです.
7時間くらい上昇が続いていて,それなりに大きなトレンドを形成しています.
このチャートを見る限りでは,逆張りをピンポイントで狙わない限り利益を得るのは難しそうです.
では,細かく見ていきましょう.
1分足チャートです.
これは,先程の5分足チャートの天井付近のものです.
ここに来てようやく,買いの圧力も弱まり,緩やかな上昇トレンドを形成しました.
まず,ここで買い方の心理状態を考えます.
恐らく,ここまで上昇を支えてきた方々は利確を考え始めます.
加えて,それによる下落で天井付近で買ってきた方々の損切りも入る可能性があります.
よって,「トレンドブレイクや意識されているラインを下抜けたときがそのポイントとなりそうだ」ということを念頭に置いて,チャートを見ていきます.
そして,注目していただきたいのが118.628のラインで,このラインで何度か反応しています.
さらに,緩やかな上昇トレンドラインにもご注目ください.
少し見にくくて申し訳ないのですが,頻繁に下ひげを付けて反応しています.
個人的に結構,良質なトレンドラインだと思います.
しかし,よく見てみると,何度かそのラインを下抜けしています.
しかし,抜けてもすぐ買われているので,まだまだショートでエントリーするには早いです.
その後,何度か下抜けを試したり,118.628の上抜けを試した結果,今回は下を選んでくれました.
そのポイントが上図の「トレンドブレイク」の陰線です.
そして,その勢いのまま5分足チャートで見た大きなトレンドラインもブレイクしました.
本当はここで入りたかったのですが,118.542あたりも何度か買いが入っているラインだったのでここまで様子を見ることにしました.
結果的に,そのラインで一度下ひげをつけたものの,すぐにブレイクし,買いの圧力も弱かったため,エントリーしました.
ここで注意してほしいのが,118.511のラインでも1度,買いが入っていて,緩やかな上昇トレンドの始点でもあるので,ここで反応するのであれば建値決済などをする必要があります.
今回はそのラインを下抜けましたが,すぐ下の118.463のラインで反応したのですぐに利確しました.
このラインは直近の大きな買いが入っているポイントです.
仮にこのラインを下抜けるようですと,V計算などで引けたラインを利確ポイントに設定するのが良いと思います.
最後に
更新遅れてしまい,誠に申し訳ございません。
今後は,私も夏休みに突入するため,もう少し記事の更新頻度は上がると思います.
参考にしていただければ幸いです!
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