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FX 上昇トレンドでショートする時に気を付けること.(これを理解してもらえれば負ける回数が圧倒的に減ります!)
今日は,今回はFXで上昇トレンド中のショート(売り)をする際に気を付けるべきことについてお話ししていきます.(今回は上昇トレンド中のショートですが,下降トレンド中のロングについても同じ考え方です.)
かなり重要なことなのでぜひ,最後まで読んでみてください.
ところで,皆さんは順張り派ですか?それとも逆張り派ですか?
私は圧倒的に逆張り派です.
逆張り派にも,いくつかの分類があります.
例えば,上昇トレンド中の売り,下降トレンド中の戻り売り,レンジ中の売り等です.
私はそのいづれにも当てはまりますが,特に上昇トレンド中の売りが多いです.
本当は,下降トレンド中の戻り売りが1番いいのですが,なぜか上昇トレンド中にショートポジションを持ってしまうことが多いです.(笑)
では,その時どのようなことに注意してトレードしていくべきなのでしょうか.
まず考えられるのが,「だまし」に合わないことです.
次に,「ボラ」があるかどうかです.
ボラがあるかどうかはその日の値動き次第です.
ボラが少ない日は逆張りしてもトレンドブレイクをつかまない限り,なかなか利益はのりません.
そして,逆張りをする際に最も気を付けるべきことが「だまし」に合わないことです.
特に上昇トレンド中のショートは「だまし」に合い,そのまま上昇していくパターンが多いです.
そこで,個人的に頻繁に出会う「だまし」パターンについて実際のチャートを用いてご紹介したいと思います.
これは2019/7/3のドル円1分足チャートです.
上昇トレンドを形成し,それをブレイクしたところです.
まず,107.858の点線はチャートの黄色〇印からの下落の幅上に取ったラインです.(売り方の損切り,利確が入るとこのライン付近まで上昇しやすいです.)
そして,そのライン付近まで上昇しています.
その後,高値を更新せずに108.858のラインを上限にレンジを形成しながらトレンドブレイクしました.
これは,今までの私のnoteを見てくださっている方なら分かるかと思いますが,かなり美味しいパターンですよね.
さらにレンジブレイクも重なりそうです.
実際,レンジをとっても良い陰線を付けて下にブレイクしました.
いつもならば,ここでエントリーです.と言っているのですが,今回は違います.
なぜなのか...高値の非更新,トレンドブレイク,レンジブレイク,殺し売りなどショートエントリーの根拠は十分に揃っているのに...
実際,レンジブレイク後もすぐに買われて対して下がりませんでした.
これは,トレンドブレイク前の大きな買いが入っているところ(先程の108.858のラインまでの買い)の圧力がかなり強いからです.
そのため,一旦売りが入りそうでも新規の買いが入り,再び上昇することがよくあります.
このように,「陽線がどんどん大きくなりながら反るように上昇していくパターン」はとても危険です.
そのため,私はこの時はいつも以上に慎重にトレードしています.(ボラが大きいときなどはエントリーしますが,すぐに利確します.)
上のチャートもまさにこのパターンです.
今回は売りの根拠もそこそこあったので,大きな上昇はありませんでしたが,買い方と売り方の力が均衡しているため,レンジ状態になってしまっています.
今回はこれだけですが,FX,特にスキャルピングにおいて本当に重要な考え方なので,ぜひ,参考にしてみてください!