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OWVの音楽に惹かれた日
ご無沙汰してます。ゆるです。
初投稿のいわゆる"沼落ちnote"を沢山の方に見て頂いたようで本当にありがとうございます。すみません曲聴かなくて、、、
ということで今回はOWVの音楽についてお話しようと思います。
OWVの曲すげー!
とりあえずMVを見始めました。まずその時最新曲だった「BREMEN」
これがドカ刺さりしました。(早い)
そういえば重低音大好きなんだよなぁ…発音綺麗だなぁ…ラップも滑舌良くて聞き取りやすいなぁ…と、
半年近くキラキラアイドルソングばかり聴いていた私に音楽の面白さを思い出させてくれました。
もう1曲私の心を掴んだ楽曲が
こちらの「Time Jackerz」ですね。
OWVチャンネルのOPって色んなものがありますが、その時の最新曲が使われている期間があるんですよね。
そこでサビを聴いて、気になっていた楽曲でした。
これもめちゃくちゃかっこいい。
かっこいい曲が好みなんですよね。
それに4人の声も個性がバラバラで聴いてて楽しい。
どんどんOWVの音楽に惹かれていきました。
もっと早く聴けばよかった…
タイトルそのまんまの気持ちです。ほんと。
前回のnoteでは掛け持ちを恐れていたからと書いたんですが、
あ、それもあるんですがもう一つ理由がありまして、
以前、深夜に何気なーくSNSで呟いたもの
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いい曲だよなぁと思って呟いただけなんですがインプレションがえらいことになっちゃって、
音響に興味がある方って多いのかな〜と思ったので、せっかくの機会なのでお話ししようと思います。
そう、私の通った専門学校では音響を学んでいたんですね〜。
いい音を追求しておりましたので音にはうるさいです。自分でもめんどくさいです。でもそれが楽しかったんですよね。
あなたは洋楽とか聞かれますか?ぜひ聴いてみて欲しい。Maroon5の「Sunday Morning」とか、Grover Washington,jr.& Bill Withersの「Just The Two Of Us」とか、One Directionの「What Makes You Beautiful」とか…(出し過ぎ)
空間の使い方がとにかく上手で、音がいい、演者もエンジニアも上手だからこその生音感と言いますか…とにかく私の好みなんですよ。
なので幸か不幸か、日本のサウンドが”物足りない”と感じるようになってしまったんですね。
昔からずっとバンドサウンドを好んで聴いていた中で専門学校に入学して色んな曲を聞いて制作に活かそうと思い、気になった日本のアイドルの曲を聞いたことがあるんですが、、
いかにも「ボーカルを聴け!!!!!」と言わんばかりのMIXで…あれ以来その曲は聴いていません。
これは私の好みの問題で、楽曲にも、製作者様にも罪はありません。
仕方ないんですけどね。アイドルのファンは推しの”声”が聴きたいのだから…。
まぁそんな過去もあって、聴くのを躊躇っていた訳ですね。
はぁ…もっと早く聴けばよかった…
そういえば
「あなた超特急好きだよね?」
という声が聞こえた気がします。いや聞こえてないですが弁明したくて…
別に大好きなんですよ日本の音楽、音にうるさくなったのは学校で学んでからなので、中高なんかアニソンとかボカロばっかずっと聞いてたし。
でもそれはどちらかというと”歌詞”が刺さってました。
日本語。これが日本の音楽の強みだと思ってるんです。
色んな言葉、比喩表現で想いを5分ほどにまとめる、これが好きなんですね。
例に漏れず超特急も歌詞が好きでどんどんハマっていきましたね。あと声。
ボカロっぽい打ち込みも多くて、それは聞き馴染みがあったし。
つまり何が言いたいかと言いますと、OWVは、初めて”音”が好みでハマった日本のアーティストだったんです。
ボーカルよりも前にでる低音のリズムがもう好みでした。全体的に前に出るサウンド。大好き。ありがとう、ありがとう。出会えてよかった。
KPOPもBTSを始めとする世界的に人気のグループはアメリカサウンドが主流になっているようなので、日本でもこういったサウンドも取り入れる方が増えているのでしょうかね。他の日本のアイドルの楽曲、聴いてみようかな…
OWV楽曲の聴きどころ
自分語りはここまでにして、こんなnoteを読んでくださったあなたに、'もしかしたら' OWVの音楽がより楽しくなる聴き方をご紹介します。いや、させてください。
最近私がハマってる「Last scene」から。
イントロのギター。3連のアルペジオ弾いてる方の音です。メインっぽいやつ。
無理のない範囲でボリュームを上げてヘッドホンかイヤホンで聴いてもらうと…3連で1セットで、音の鳴る場所が1セット1セット違って聞こえませんか?
これ、”パン”というものなんです。日本語で”定位”。
音の鳴る位置をかえる技法なんですが、MIXの基礎ですね。
MIXは音楽界の料理みたいなものです。
材料をうまく使ってバランスのいい美味しい1品を作る、的な。
ラスシンのイントロって2音しかなくって、しかも両方ギター。
いわゆる”物足りない”状態。
そこでパンを使って色んな位置から音を出すことでたったの2音でも空間を広く使って飽きないように工夫されているんですね。
ラスシンからもう一つ、1サビ、2サビ前のブロック
「傷ついても〜」と「明日の君は〜」の部分。
構成は同じなんですが、音数が増えてるんですよね。聴き比べると2番はクラップ音が増えてるのが分かります。
大サビに向けて徐々に盛り上げる効果や、違いを作ることで飽きさせない効果があるんですね。なるほどなるほど。やっぱり音楽って面白いですね!楽しくなってきた。(^^)
繰り返し使っていますが、OWVに限らず楽曲には”飽きさせない”工夫が至る所にあります。
普通に聴きたい!って方も、私みたいに分析して聴くのが楽しい!と思うのも人それぞれなので、なんとなーく、専門職の方達ってすごいんだなーと感じてもらえたら嬉しいです。
そういえばOWVはメンバーの中川勝就くんがサウンド制作に関わっているみたいですね。
これも珍しいな〜と思って、しかもマスタリングまで(完パケにする最後の作業のことです)参加してるアイドルなんて初めて聞いて…!私びっくりしました。
どこまで関わっているかは分かりませんが、MIXはする人によって全く違ったものになります。大体その人の好みの音になります。
なので私はOWVの楽曲を聴いてて、勝就さんはこういう音が好きなんだなーとか、考えてます…笑
ま、まぁ何はともあれ、少しずつ少しずつ完成に近づける地道だけど大切な作業を得て、私たちのもとに音楽が届くわけなんですね。
実は一曲仕上げるまででも結構だいぶめっちゃ時間かかるので…彼らって苦労を表に出さないからこれも書いたはいいけど技術的すぎるしお蔵にしようと思ってたんですが、やっぱり少しでも知ってもらえると嬉しいなと思いこのnoteをあげることにしました。
ラスシンにもまだ工夫が隠されているので、面白い!と思った方は探してみてください(^^)
ちょーーーっと詳しいからって出しゃばりましたが音楽の楽しさがもっと広まるといいな!
OWVの楽曲って本当に全部素敵で、出会えてよかったなと改めて感じました。
OWV5周年ライブ成功させましょう!!!
https://owv.jp/feature/owv_tour_2025