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とある水曜日の捜査報告書🧤

わが家には小学生男子が2人いる。
おっとり系マイペース長男4年生と、感情表現豊かな甘えた次男1年生だ。

学年が違うため基本的には帰宅時間が異なるのだが、水曜日だけは同じ時間に帰ってくる。
2人が帰宅すると一気に慌ただしくなるのは、子育てあるあるだと思うのだが
とある水曜日の、母Yuuuのがんばりをここに記す。



①スイミングへ出発まであと1時間


水曜日に長男はスイミングを習っているのだが、この日は通常は違う曜日の次男も、振り替えで同じ水曜日に行くことになっていた。
帰宅後、だいたい1時間ほどで出発の時間となる。

この日は帰宅すると次男から報告があった。慎重に話を聞く。学校のことなので、ちょっと悩んだがやはり先生に相談することにした。電話をかけるも他とのお電話中だったので折り返し待ち。その間に夕飯の準備を進める。
5分ほどでスマホが鳴り、無事に先生とお話できた。

ようし、と夕飯の準備を再開しつつ、宿題の音読を2人分聞く。わたしは音読を聞くのが大好きだ。大好きなので毎日めっちゃ褒める。「やっぱうまいわぁ」とか「ママ、〇〇の音読聞くの好きなんよねー」とか。本当に上手いときもあるし、ちょっと気分が乗ってなさそうな日もあるけれど、とりあえず褒める。

そんなこんなでスイミング出発の時間。
長男はお友達と待ち合わせをしているので先に出る。わたしと次男もちょっと後にすぐ追いかけて出た。ちょっと遅れたのには理由がある。玄関になぜか次男の手袋が片方だけ落ちていたからだ。


②謎の手袋の捜査開始、スイミングへ到着したが問題発生


手袋がなぜ片方しかなかったのか。自転車でスイミングに向かいながら、後ろに座る次男への尋問がはじまる。ふんふん、ふんふん。
どうやら、帰宅途中に?でっかい葉っぱを発見して?それを取りたいから片方の手袋を取って?葉っぱを持って帰ってきた?と。
ほほーう、分かった。で、その片方の手袋はどこにあるん?「うーん、分かんない。。?」
でっかい葉っぱはしっかりと玄関にあった。たしかにでっかい。存在感は抜群だ。
いや、今は葉っぱはええねん。手袋の捜査中や。

そんな会話をしていたらスイミングに到着。
とりあえず行ってきて!と次男を送り出そうとしたら、、「ママ!スイミングのバック忘れた!」
がーん。
次男をスイミングの待合スペースで待たせてもらい、慌てて家へ戻る。いつもなら片道10分のところを、急いで7分。往復14分を自転車でかっとばすお母さん(わたし)は、手袋の捜査に気を取られて玄関にバックを置いてきたことを激しく後悔。全く気が付かんかった。。
玄関でバックをピックアップし再びスイミングへ。かっ飛ばしたから、暑い。暑いよう。来るときちょっと寒かったのに。


③とんぼ返りで手袋の捜索


スイミングへ戻ると間もなく体操の時間。
次男、急いで着替えていると、長男が荷物を置きに来た。だいぶ前に到着しているはずなのに「友達としゃべってたぁ。これから体操しに行くー。」とゆるっとしていた。やれやれと思っていると、長男、更衣室のベンチに上着置きっぱなし。すでに居なくなっていたので、長男のロッカーの場所へ押し込む。んもう。
次男は体操にギリギリ間に合った。こういうとき、いつも早めに家を出ているので助かる。

次男を見送ると再び10分かけて家へ戻る。手袋を捜索するためだ。先ほどの尋問によるとどうやら家の近所で手袋を外したようなので、家の周りをウロウロしてみる。通学路もちょっと通ってみる。しかし見つからず。


④一か八かの100均、スイミングのお迎えへ


一旦、手袋捜査は諦めて100均へ行く。長男のノートが無くなりそうだからだ。
イオンへ行けば確実だけれど、100均にもある時はある、とウワサを聞いていたので、イオンよりも近い100均へ一か八かで行ってみる。すると、あった。良かったー。危うくイオンへのはしごでスイミングのお迎えギリギリになるところやった。。
そのままスイミングのお迎えへと向かう。

10分くらい早く到着したので、待合スペースで待っていたら懐かしい人たちに声をかけてもらった。
長男が幼稚園のとき一緒だったお母さん2人で、実に4年ぶり。久しぶり〜なんて喋っていたけれど、、うぐっ、名前が、、名前で出てこない、、顔はちゃんと覚えている。あの女の子たちのお母さんやんな。ううう申し訳ない。。帰ったら卒アル見なくては。
そして帰宅。


⑤長風呂兄弟、そして手袋捜査完結


スイミングから帰宅したときはすぐお風呂に入れる。出発前に予約済みなので準備はばっちり。
2人まとめて入ってもらい、わたしは夕飯の準備を再々開。習い事の送り迎えがあるときは、ごはんの準備はいつも細切れ。
急いでごはんを準備したのになかなか上がってこない2人。うちの兄弟は仲が良い。こりゃあ絶対お風呂で喋ってるな。お風呂に入ってから30分を過ぎた頃にしびれを切らして呼びに行った。もう、ゆっくり入りすぎー!早くしなさーい!
お風呂から上がった次男からの報告。「手袋あったぁ!」
洗面台の横、視界に入りにくい場所にちょこんと置いてあったよう。何ということでしょう。手袋捜査は次男が自ら発見したことによりあっさりと幕を閉じた。まったく人騒がせな。良かったけども。。。
以上、捜査報告終了。






こんな感じで下校の14時半から就寝の21時頃まではノンストップだ。きっとどこのご家庭もこんな感じなのだろう。(たぶん。。同志いますよね?)

もうちょい余裕のある時ももちろんあるのだけれど、イレギュラーが入ると途端に忙しくなる。そしてそのイレギュラーは定期的にやってくる。
わたしとしては毎日落ち着いて過ごしたいのだが、そうはさせてくれないみたいだ。
(サザエさんな自分のことは棚に上げておく)





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