誕生日が同じ人。
誕生日は特別な日。
この世に産まれてきてくれてありがとう、おめでとうという感謝とお祝いの日。
今のわたしは盛大なパーティーをするわけではないが
誕生日が近づくとそわそわし、
特別な一日にしたいがために、ちょっと自分でも演出をしたりする。
「今日誕生日やし、これくらいいいよね♫」という気分にさせてくれるので
頬も財布の紐もゆるむのだ。
(ちなみに、「明日誕生日やし、いいよね♫」パターンもある。もちろん「昨日〜」も。「来週〜」までも。なんでもありなのが誕生日♫(笑))
わたしと同じ誕生日の有名人は多い。
某世界的有名ハリウッド俳優
某世界的有名映画監督
某世界的有名ギタリスト
某世界的若手アーティスト
大御所歌手、数名。
その他、芸人さんも何人もいるし、俳優さんも何人もいるし、アーティストも何人もいる。
知っている名前がごろごろ。
完全に、たまたま同じ、なだけなのだが。
子供の頃はそれがちょっとうれしかった。
自分とは全く関係ないものの
誕生日が同じということは、わたしにも何かすごいものがあるかもしれない、なんて思ったりして。
“誕生日が同じ”ということは
すごく特別な意味があることのように思えた。
同じ誕生日の人に出会ったことは、3度ある。
一人はバイト先の先輩。
もう一人は同級生。
もう一人は、仕事先の社長。
バイト先の先輩は
気立ての良い近所の兄ちゃんのような感じ。
全く威圧感というものがなく、どの後輩にも優しく
「おうおう。〇〇(わたしのあだ名)、元気してるか〜?俺、この間さぁー。。。」
と、別け隔てなく接してくれて、みんなから好かれる人だった。
いまは地元に戻りバーを経営しているらしい。
同級生に至っては小学校から高校まで同じ学校だった。
中学は男女は別だが同じ部活だったし
高校は3年間同じクラスだった。
おっとりとしていてどこか飄々とした彼は
友人が多く、でも流されることなく自分の世界を持っているようなタイプに見えた。
わたしとは特別仲が良いというわけではなく
会えば少し会話する程度。
彼はたしか大学卒業後はアメリカに渡り
今から5年前くらいに日本に戻ってきたはず。
Facebook全盛期はお互いに誕生日メッセージを送っていた。
「おめでとうー、お互いに」と。
社長は、その昔社長秘書のようなことをしていたときにお世話になった。
同じ誕生日ということをすごく喜んでくれて
とてもかわいがってもらった。
もちろん仕事はぴっちり、きっちりしていたし
きっと昔はもっと厳しい人だったのだろうけど
当時は年齢的におじいちゃんと孫。
わたしが辞めるときにはすき焼きを食べに連れて行ってくれた。
同じ誕生日の人同士はどこか似ているものなのだろうか。
うーん。3人ともわたしとは似ているような、似ていないような。
たかが誕生日。
されど誕生日。
同じ日に産まれたからって、きっと完全に似ているわけではない。
もしかしたら同じような性質は持っているのかもしれないけれど。それも誰にでも当てはまるっちゃ、当てはまる気もするし。
ただ、誕生日が同じだと親近感が湧くことはたしかだ。
そして、こんな記事を書いているわたしの誕生日は、まだまーだ。(冬生まれです)
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