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【本怖】不動産営業が経験した、ホントにあった怖い話

こんにちは、yuです。

今回は現役不動産営業が経験した、ホントにあった怖い話のPart1です!

※全て実話です

寒い日が続きますが、怖い話でさらに寒くなって下さい👻
でも体調には気をつけて…


額縁の絵

大学生の頃でした。
当時、福岡県福岡市の大学に通っていた僕は、引っ越しのため不動産会社に来ていました。

内見する物件も日時も決まり、営業マンの方話をして、3日後に内見をすることになりました。

当日。

営業マンの方と、営業車でお目当ての物件に向かいました。

現地に到着し、早速外観を見ていましたが…

日当たりは悪くない。

でもなんかちょっと…暗い。
というのが、そのマンションの第一印象でした。

僕が内見する予定のマンションは、周辺に同じような賃貸マンションがいくつもありました。

「そんなもんか」

と思いながら、営業マンの方と部屋へ向かいます。

号室は302号室。

営業マンの方が、鍵を開けてくれて、中に入ろうとした時でした。

「あれ…?なんか…」

凄く違和感を感じました。

部屋が異常に暗いんです。
日当たりが仮に悪かったとしても、ここまで暗いか?というくらい暗かった。

その日は、快晴。時間帯はお昼過ぎ。

しかし、部屋の中は夕方?と思うくらい暗かったのを覚えています。

兎にも角にも、中に入ろうとした時。

ふと、目に飛び込んできたものがありました。

玄関から入ってすぐ左側の壁。
そこに一つ、額縁に入った絵が飾ってありました。

その絵に凄い違和感を感じました。

「すみません。この絵って前からあるんですか?」

営業マンの方に聞いてみました。すると、

「いえ、元々あったものなのか、オーナーさんが飾ったものなのかは分かりません」

とのこと。

そこで、
「この絵、外してみても良いですか?」

と聞いてみると、

「あ、良いですよ!手伝います」

とのことで、営業マンの方と一緒にその絵を外してみました。

そして、すぐにそのことを後悔しました。

帽子を被った女性が描かれているごく普通の絵。

その絵を裏返してみると…

見たこともないくらい、おびただしい量のお札が貼られていました。びっしりと。

二人して言葉を失いました。

しかもお札は、えらく古いものから新しいものまであり、まるで後から後から貼り足したようでした。

さすがに気持ち悪くなり、その日は部屋の中は見ずに内見は中止。
不動産営業マンも凄く焦っていました。

なぜ、あんなにお札が貼られた絵が飾られていたのか?
そもそもあの絵はいつからあるのか?

今でも謎のままです…


後日談

後日、不動産会社の営業マンから電話がありました。

そこで、さらにゾッとしました。

「先日はすみませんでした!あの後オーナーに確認をしてみたんですが…」

営業マンの話はこうでした。

オーナーさんは、

「そんな額縁の絵は知らない」

「あそこは、元々自分が住んでいたマンションの部屋を貸している」

「自分が退去してからは、大学生の女の子が一人だけ借りていた」

とのことでした。

さらに、
「あの後、再度あの部屋を見に行ったのですが…」

「実は、額縁だけじゃなくて…リビングのクローゼットの中にも同じようなお札が貼っていまして…」



以前住んでいた大学生の女の子の退去理由は、就職のため。

退去立会いの時も、立会いをした担当者曰く額縁は既にあったが…
クローゼットのお札には気が付かなかったとのこと。

あのお札には何の意味があるのか?
何故お札が、額縁の絵とクローゼットに貼られていたのか?


結局、10年経った今でも、謎のままです…

福岡県福岡市の某マンションで体験した、実話です。

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