【本怖】不動産営業が体験した、ホントにあった怖い話 Part3
こんにちは、yuです。
不動産営業が体験した、ホントにあった怖い話のPart3になります。
今回は、僕の友人の話になります。
同じ大学の友人で、その友人が学生時代に体験した、友人の家の怖い話です。
佇む女
友人が学生時代に体験した怖い話。
友人は事故物件に住んでいました。
家賃も安いし、それに
「俺は気にしないよ」
とのことで、そのまま住んでいました。
ある意味鋼のメンタルですが…笑
ちなみにどういう事故物件かというと…
昔住んでいた若い女性が、睡眠薬を過剰摂取しリビングで亡くなっていたそうです。
ある日飲み会で相当酔った友人。
何とか家まで帰りつき、そのままベットで眠りに落ちました。
何時間たったのか…
酔いもあり、深い眠りについていた友人ですが、深夜にいきなり目が覚めたそうです。
「飲みすぎた、頭痛い…」
頭痛もですが、喉の渇きも潤したくなっ友人。
ベットから体を起こし、水を飲もうと台所へ向かう友人。
…
違和感…
暗い部屋。しかしそのリビングの入口付近に、
「ん…?なんかおる…?」
寝起きと酔いで頭は朦朧としていますが、”何かいる”気配がしたそう。
ですが、頭はクラクラし、喉も乾きすぎて…
そんなことよりも水を飲みたかったみたいで、それを無視して台所へ。
冷蔵庫を開けペットボトルの水を一気に飲み干しました。
少し冷静になった頭で、よくよく考えると…
「え?何かおったよね?」
リビングの入口の方を見ますが何もいません。
不思議に思いながらも、眠気もあり…
そのままベットに向かい横になります。
…
…
やっぱりいる。
リビングの入口の方に気配がある。
誰かに見られている気配。
入口側には背中を向けて寝ていますが、それがさらに怖い。
そして、それがいつこちらに向かってくるのか分からない。
どのくらい時間がたったか分かりませんが…
睡魔で眠りに落ちそうになっていると
ふっと、ある匂いが漂ってきました。
その匂いに友人は覚えがありました。
女性物の化粧品の匂いです。
その何かの気配もまだあります。
相変わらず、こちらを見つめている視線を感じます。
さすがに怖くなった友人ですが、睡魔には勝てず。
そのまま寝落ちしてしまいました。
翌朝になると、その気配も化粧品の匂いも消えていたそうです。
「深夜に決まってそれが起こるんだけど、実害はないんだよね」
そういう問題ではない気もするが、本人が気しないというので、僕もあまりそのことに言及するのはやめました。
友人曰く、
「リビングの入口に立ってこっちを見てくるけど、性別は分からない」
「ただ、化粧品の匂いがするから女の人だろう」
とのことです。
結局友人は、2年後引っ越しするまで、ずっとその現象に見舞われていたそうです。
唯一、友人が彼女を家に泊めたときは、、
凄いポルターガイスト現象が起きていたそうです。
それ以降、引っ越すまで女の人は家に上げていないとの事。
ただそこに佇んだまま、なにもしない女。化粧品の匂い。
結局それが何だったのか、10年経った今では、もう分かりません。
福岡県で実際にあった話です。