カーテンを開けたら…第十一話
デカい猫と申します。
第十一話「ラウルとの別れ」
前回のあらすじ…
聖域から神殿前まで案内されたアルワ…
少し待ちラウルと合流しお互いのスキルをいいあった。
そして遊ぶために神殿前の横にある木々が生い茂っている場所に行きお互いスキルを使おうとしていた。
アルワがステータス画面を開いてラウルに聞こうとしたら色々とあって………
ラウル)僕のステータスは、こんな感じ!
「2人のステータスは13歳になった時に紙に書いて写真を撮り貼ります。」
アルワ)ぼくより、はるかにつよいのだけど⁉️
心の声)マジでか?これがもし普通なら…俺このままだとヤバいぞ?努力しても届くのか?単なる軽いトレーニングしてもラウルのステータスには永遠に届かなそうだ…
ラウル)アルワくんのステータスも見せて!
アルワ)いいよ!すこしまって!こんなかんじだよー!
心の声)称号と詳細と残り2個のスキルは隠して…
他見られてはいけない所はないよな…よし!これで見せよう!
ラウル)なるほどねー
心の声)やっぱり、僕のが強いのか…スキル使おうと言わなくて正解だった!
アルワ)おたがいにステータスみせあったけど、これからどうするの?
ラウル)これくらいにして、そろそろ親の所に行こうか!アルワくん!
アルワ)スキルためさなくていいの?
心の声)ラウルの聖騎士スキルどんなのか見てみたいからなー!最高峰のスキルだし…1度は見てみたい気持ちがあるんだよなー…
ラウル)最初はためそうと思ったのだけど…まだ使えなかったみたいだから…ごめんな…
心の声)僕がここで使ったらアルワくんの気持ち的にヤバそうだからこういっておこう…
アルワ)そうなんだねー!ならさっきいたしんでんまえまでもどろっか!
ラウル)アルワくん!そうだね❗️
こうして2人はお互い思う所はあったが森林から出て神殿前へと戻って行った。
戻っていたら、2人を待つラウルの父ソダキとアルワの母ナタネが階段付近で2人で話しながら待っていた。
アルワ)かあさん!
ラウル)お父様!
アルワとラウルは神殿前に居た2人に声をかけて合流した。
ナタネ)2人ともお疲れ様!どうだった?良いスキルはお手に入った?
アルワ、ラウル)うん❗️はい❗️
ソダキ)ガハハハ❗️何のスキルを得たんだ⁉️教えてくれ❗️
ナタネ)私も気になる!2人とも教えて❗️
アルワ)ぼくはね…「どりょく」ってスキルをもらったよ!
ナタネ)努力?そんなスキルお初めて聞いたわ…
どんな効果なの?
アルワ)ふつうだといっぽあるいたらいっぽにしかならないけど…どりょくのスキルはいっぽがごほすすんだことになるみたいなかんじだよー!
ナタネ)要約すると…お成長スピードが5倍早くなるって事かな?
アルワ)そうだよー❗️
ナタネ)なるほどねー
心の声)努力のスキル…一体どこで使えるの?
アルワ自身の説明だとやったらやった分だけ普通の人の5倍成長するとの事だけど…それだと、剣術や幻術や拳術の子がスキルを使用したらアルワ何も出来ずに負けるのだけど…⁉️いくら努力してもどんな相手でもスキル差で負けるじゃない………
これは…私が支えないとヤバそうね…特に13歳から学校に通わせるのがこの世界共通のルールだから…うーん😔困りましたね…
アルワ)どうしたの?かあさん…むずかしそうなかおをして…
ナタネ)うんん、お少し考え事してただけよ!大丈夫^_^
心の声)とりあえず、この事はお父さんとも相談しないと…ね❗️
ナタネ)ラウルくんはどんなスキルをお貰った感じかな?
ラウル)僕は「聖騎士」のスキルを貰いました!
ナタネ)⁉️聖騎士ですって❓
心の声)ラウルくんは物凄いスキルを授かったものね…(・・;)私やお父さんが手合わせしても絶対勝てないねこれは…。
ラウル)ナタネさん大丈夫ですか?すごい顔していますよ?聖騎士は確かに珍しいと思いますが…
ナタネ)そうじゃないのよ!ラウルくん❗️でもこれからお大変になりそうね…ラウルくんは…珍しいってレベルではないからね⁉️でもこれからはモンスターが出ても大丈夫そうね!うちのアルワのがこれから危なそう…
アルワ)かあさん❗️だいじょうぶだよ!ぼくもつよくなるからね❗️
ナタネ)そうね❗️
心の声)努力で鍛えても必ず限界があるのよ…
アルワ…もう少し大きくなったら教えてあげないとね。
ソダキ)何か吾だけ空気だったが❗️まぁ気にしないでおこう❗️それよりラウル❗️やっぱりお前もそのスキルになったか❗️遺伝するとは思っていたが心配ではあったからな❗️これで一応安心だ❗️
ナタネ)⁉️一応聞いておきたいのですが…ソダキさんのスキルって…
ソダキ)そういえば❗️吾のスキルは言っていなかったな❗️察しの通り、吾は聖騎士PDOだ❗️
ナタネ)そうだったのですね…ソダキさんとラウルさんは王族の方ですよね?
ソダキ)王族…ではあるが…かしこまらないでくれると幸いだ❗️一応吾は、今変装している感じだぞ❗️こんな姿ではないから安心してくれ❗️
現在のソダキの服装
靴→革の草履
ズボン→短パン
服→白くて半分血の様な物が付着している
首→ルビーのネックレス
手首→バンド
頭→モンスターの頭
腰→装飾が凄い剣
脛→何かしらの素材
ナタネ)王族の方が何故護衛なしで来られたのですか?
ソダキ)吾に護衛はかえって邪魔だからな❗️
ナタネ)それもそうですね笑
ソダキ)息子のラウルを救ってくれた事に感謝もしている❗️だから敬語は不要だ❗️それともし良ければだが…❗️いずれ王城に来て欲しいのだ❗️
ナタネ)そんな…恐れお…多いですよ。
ソダキ)気にするな❗️ナタネ、アルワそして其方の旦那も連れて王城に来てくれな❗️
ナタネ)分かりましたm(__)mお行けそうなら行きますわね!
ソダキ)では、そろそろ行こうかラウル❗️2人に挨拶をしなさい❗️
ラウル)はい!ナタネさんあの時助けていただきありがとうござました❗️お陰様で楽しく聖域まで行くことが出来ました❗️また王城にきてくださいね!そしてアルワ、僕と友達になってくれてありがとう!次あった時スキルを見せてあげよう❗️だからそれまで元気でな❗️
ナタネ)そんな事気にしなくてもお良いのよ!いずれ私の父とアルワとで行くからその時にまたアルワと色々遊んであげてね!
アルワ)ラウルくん!ぼくもつぎあったときはすこしでもつよくなったところをみせるから、ラウルくんもちゃんとつよく、そしておとこらしくなっていて❗️
アルワとラウル)握手🤝
じゃぁ❗️また❗️
こうしてアルワになってから初めての友達と約束をして別れた。
ここからアルワの努力の日々が始まろうとしていた。
「十一話終わり」
観覧ありがとうございました!