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読書備忘録【2022年1月】

1.雪の断章(佐々木丸美)
2.世界から猫が消えたなら(川村元気)
3.ロック母(角田光代)
4.陽気なギャングが地球を回す(伊坂幸太郎)
5.夜行観覧車(湊かなえ)

【雪の断章】
 前半はなかなか読み進まなかった。後半にいくにつれて徐々にはまっていった。雪の声を聞けるちょっと歪な性格の少女の話。ロリコンはいない。

【世界から猫が消えたなら】
 読みやすかった。消したいものを決めるのが悪魔ってのが良かった。選ぶものも。『何かを得るためには、何かを失わなくては』

【ロック母】
 角田さんファンとしては、笑える話ではないけれど笑えた。内容とか話の終わり方とか角田さんらしい。短編で話が重くなりすぎないのも良かった。デナイデナイ。

【陽気なギャングが地球を回す】
 こんなギャングがいたら楽しいだろうな。伊坂さんの本は『砂漠』に続き2冊目だったけど、他の作品も読んでみたいと切に思った。『ロマンはどこだ』

【夜行観覧車】
 久しぶりに一気読みしてしまった。湊かなえさんの本は初めて読んだけど、先が気になって読み止めることができなかった。普通にありえそうなお話なのにいろいろと考えさせられた。

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