神と客のみぞ知る物
こんばんわ。平民です。日曜日が終わりそうですね。今週早かった感じします。なんとなくですけど。明日からも無理せず頑張りましょう。私もいい感じに手を抜きながら過ごしたいと思います。はい。
で、何が欲しいの?
今日18時頃にですね、ちょっとドラッグストアに行ってきたんですけど、その時の話です。
ドラッグストアはいろんなものが売っていますからね。薬はもちろん日用品や食品、化粧品など。大きい店だと商品がなかなか見つけられないことありますよね。私も迷いながら店内を見回していると、あるおばさんが近くを通りがかった男性店員さんに商品を訪ねていたのが見えました。ちょっと再現すると、
おばさん:「あの、すみません。」
男性店員:「はい、なんでしょう。」
おばさん:「クリーム状のムースってどこですか?」
思わず私は、はぁ?って声に出しそうになりました。クリームとムースって違うだろ。いや、私は詳しいわけではないけど、ちょっと違うよね?あと、そもそもクリーム状のムースの何が欲しいんだよ。まぁ多分髪のスタイリング剤関連だと思うけど。いや、まさか食べるほうのクリームとかじゃないよな。
男性店員:「クリーム状のムース…ですか?」
あぁ、うん。そうなるよね。5秒ほど考えて男性店員さんはおばさんをスタイリング剤関連のコーナーに連れていき、
男性店員:「このあたりの商品ですかね?」
おばさん:(商品をよく見ながら)「うーん…。」
どうやら、あんまりしっくりきてないっぽい。困惑している店員さん。
男性店員:「トリートメントか何かですか?」
おばさん:「そういうのじゃなくて、何ていうかこう、ムースの…。」
あなたの頭の辞書にはクリームかムースしかないのかよ。と私が心の中で突つっこんでいると、男性店員がそのおばさんと年齢が同じくらいに見える女性店員を呼びました。確かに女性のほうが詳しいのかもしれない。
女性店員:「どういったものをお探しですか?」
おばさん:「クリーム状のムースなんですけど…。」
女性店員:「クリーム状のムース…ですか?」
さっきも聞いたぞそのセリフ。この30秒くらい何も進展してないじゃないか。これ以上おばさんからキーワードが出てこないと思ったのか、女性店員はそれっぽい商品を一つ一つ紹介し始めました。
女性店員:「この商品はこういった特徴がございまして…」
うわー店員さん。スタイリング剤っていろんな種類あるじゃないですか。それ全部話すの気が遠くなると思いますよ。頑張ってください。
と軽い念?のようなものを送っているときにふと、何で私はこんなに人の買い物に気になっているんだと思い、自分の買い物に戻りました。
そんなに買うものもなかったので、5分ほど買い物してレジに行こうと思ったのですが、やっぱりさっきのがどうなったのか気になってしまい、スタイリング剤コーナーの方に足が向いてしまいました。
あ、でもあんまり近くで見るわけにもいかないんで、遠くから見つめる感じにしました。
行ってみると、店員さんがまだ説明をしていました。それから2分くらいしてから、おばさんがいなくなりました。話が終わったみたいです。
周りに人がいないのを確認し、おばさんがいたところに行きました。そうすると、何か買っていたら、そこの商品の陳列?というか数が減っていると思ったので。これで、クリーム状のムースの正体がわかるぞ!と少しウキウキして見てみると、
今回は、はぁ?と声に出てしまいました。スプレーじゃないか。しかもウォータータイプ。あんなにこだわってた、クリームでもムースでもない。
これでおばさんは納得したのだろうか。それとも店員に押し売りされたのか。結局クリーム状のムースはなんだったのだろう。その正体は神とおばさんしか知らない。うーん。気になる。
珍しく長めのnoteでした。今回はこの辺で終わりますね。でわ。
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