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「発語がない」という強み

こんにちは、OKUです。


最近読み始めた心理学の本に、

「人間は他の動物と違って言語化することで情報を記憶し、それらをつなぎ合わせることで判断や行動を決定する主体となってきた。」というようなことが書かれていました。もちろんそれは大きなメリットだし、だからこそ文明を発展させてこられた。

でも、逆に言うと、言葉というのは、言語化した時点でその中にイメージを限定してしまうから、反自然的である。


なんか難しいこと書いてますが…。



例えば、りんごが目の前にあったとして、「これはりんごだ!」と【りんご】と言う言葉で認識した瞬間、りんごの範囲でしかイメージが広がらなくってしまう。もうりんご以外には見えなくて、果物や食べ物には見えても、凶器や動物に見えることは無くなります。木は頭に浮かんだとしても、海が浮かぶことはありません。


少し話はそれますが、

以前、視覚障害者の利用者さんと話していて、「見えるようになったら嬉しいけど、見えなくていいものも見えるようになるからなあ…。微妙やな。」と仰ってたのを思い出しました。


「一体どんな世界を想像してるんだろう?そんなに恐ろしい世界をイメージしてるのかな?」なんて思ったりもしましたが、視覚に頼らないからこそ広がる無限大のイメージが視覚障害者にはあるわけです。

逆に言うと、僕たち晴眼者は目が見えているからこそ、いろんなことを見える範囲に限定して判断してしまっているということなんだと思います。


そういう見方で考えると、発語がない自閉症者(もちろん完全に言葉を持たないわけではありませんが)は、言葉に縛られている僕たちよりも想像力は無限大で、とてもカラフルで魅力的な世界を認識しているのかもしれませんよ?



発語がないことは強みだと思いませんか?



以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました^^


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