ちょっとむかしの大和郡山市洞泉寺町~元遊廓街のおもかげ~#01 メインストリート編 10 又春廓🌸奴 2022年12月18日 01:54 大和郡山市町家物語館のある洞泉寺町について、これまでに調べたことを公開する。画像は左:洞泉寺町の地籍図、右:各楼配置図(大正期) 大正二年の地元新聞で、この界隈の様子が述べられている。 洞泉寺町の入り口(平3年頃)には、「寿司ひと口」があった。法被には「又春廓」の文字も見える。青楼へ向かう際、遊客が立ち寄っていたのか。 1991年に撮影された洞泉寺町のメインストリート(入り口から源九郎稲荷神社までの直線道路) 華やかかりし頃の洞泉寺遊廓 左:昭和30年頃、右:平成3年頃の洞泉寺町の様子(地図は昭和43年の住宅マップ、聞き取りなどから推定) 2021年4月の同じ場所、一年前まで素晴らしい遊廓建物があったことなど、まったくわからなくなってしまった 1995年頃の富士屋楼。売春防止法施行(1958)以降下宿所「きくみ荘」として利用されていた。富士屋楼については別項を設けて後日詳しく説明したい。 取り壊される数年前まで人が住んでいた、植甚楼。解体時に棟札が見つかった。 2018年ごろの木嶋屋。2020年の解体時に「明治四拾四年(1911)九月」棟札と看板が発見された このような建物群が2020年3月の解体まで残されていた。 こちらは現在の洞泉寺町(Googlemapより) 2020年4月更地に。現在は駐車場になっている。次回はメインストリート南側の予定。ここで紹介している内容、及び画像のみを無断使用厳禁。使用される場合は必ずご連絡いただき、引用先にこのページのURLを記入のこと。 いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #遊郭 #城下町 #遊廓 #遊廓史 #奈良の歴史 #洞泉寺遊廓 #奈良県大和郡山市 #町家物語館 #洞泉寺 #町屋物語館 #遊郭の歴史 10