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【ニセモノに注意】ヤフオクおもちゃ1位の会社が伝える版権無しと海賊版の違いを解説

おもちゃホビーの買取専門店トイズキングを運営しています。
その中で、おもちゃやフィギュアでも「偽物」が出回る回数が非常に多くなっているので、実際に「偽物」を「本物」と比較しながら紹介していき、悪徳サイトから間違って偽物を購入してしまわないように、発信していきたいと思います。見るべきポイントも一緒に話していきますので、ぜひ、参考にして見てください。

まずは「版権無し」と「海賊版」の違いを話していき、
終盤には「魔改造」と「リペイント」の話をしています。

目次

1、版権無し
2、海賊版
3、魔改造
4、リペイント

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版権無し
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フィギュアには版権元というのがあって、例えば、「ガンダム」であればサンライズのアニメ制作会社でバンダイナムコグループがあったり、
「ドラゴンボール」とか「ワンピース」であれば東映アニメーションとか集英社とかですね。

要するに、著作権と同じ意味合いになります。

フィギュアを作るメーカーが「バンダイ」とか「メガハウス」とかあって、
そのメーカーが、トラゴンボールやガンダムなんかのフィギュアを作りたいと思ったら、版権元の許可を取って販売ができます。
こちらが正規ルートで、その際には「版権シール」がパッケージに必ずついています。

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この版権シールがついていることが本物と偽物を見極める一つの方法で、
しっかりと許可書をもらって作ってますといった信用に値するものです。

ただ、本物ではあるんですが、この版権シールがついていない場合があります。それは何かというと、それは、版権元がメーカーを通さずに直接発売するフィギュアです。

版権者、要は権利者自身で発売するフィギュアにはついていません。

または、どこかのその他の会社が自社で作っているオリジナルキャラクター
も版権シールはありません。

これらが「版権元」としての話になります。

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海賊版
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海賊版はいわゆる「ニセモノ」や「コピー品」などと同じ意味合いで、言い方の違いだけですね。

海賊版はパイレート‐エディション【pirated edition】の訳です。
パイレートはpiratedは、海賊や略奪者という意味から派生して、
著作権侵害や特許権侵害という意味を持つようになって、著作権侵害の複製版で「pirated edition」ということです。

パッケージも本物同様にマネして同じに作ってあり、
本物の「型取り」をして作られたもので、本物を模して作られたものですね。

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魔改造
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魔改造ですが、これは通常の「改造」とは異なっていまして、
本物のフィギュアに対してかなり無茶苦茶な作り替えをしていることです。

フィギュアなどで、腕などを切断して他のフィギュアに付け替えるとか、
「切除」や「結合」などが該当してきます。

著作権法に「同一性保持権」があり、
改造や変更をさせない権利というものがあります。

こちらは、魔改造したフィギュアなどを
販売やネットにアップしたりすると違法になります。

実際に販売をしていて逮捕された事例もあります。
著作権法違反になりますね。

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リペイント
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フィギュアの原型を崩さずに、
元々の形と本来のポーズのまま、
色を変える(カスタム)することです。

造形を変更していないので、
魔改造とは全く異なります。

個人で楽しむ分には問題ありません。
本物前提でリペイントしていることを明記するのであれば
個人の範囲内での販売もで可能となります。

個人の所有物の不用品の販売や中古品の販売と同じですね。

ブランド品でもひと昔前からコピー品がたくさん出回っていました。それは「値段が高い」からというのがあります。おもちゃの世界でも高いものが出ていますし、プレ値が付くことも少なくありません。偽物は海外で安く作られているので、値段が高いということはそれだけボロ儲けができてしまうということです。なので、どんどん偽物が作られていきます。

おもちゃも資産価値のある商品が多数ありますし、一旦ブームになると、値段が跳ね上がることもあります。そこに乗っかってくる訳ですね。ブランド品だけでなく、おもちゃやフィギュアの転バイヤー も多数存在しています。

また、インターネット上での販売などでもたくさんの情報があり、困惑する場合もあります。さらにはに偽物の「質」もどんどん進化していっているのである意味イタチごっこな部分でもあります。

なので、現在、リアルタイムでおもちゃやフィギュアに携わっている専門店が、偽物などの情報を配信していきますので、ぜひ、これからコレクションをしていこうと考えている方や、フィギュア好きの方などの参考にしていただければと思います。

次回からのリユース編パチモンNOでは、実際のフィギュアをもとに「本物」と「偽物」を比較していきながら、「違い」と「見るべきポイント」をレビューしていきたいと思います。

Twitterでも「パチモンNO」といって偽物の情報を発信しています。

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