本能×玩具を組み合わせて誕生したインスティンクトイ(INSTINGTOY)!かっこよさ・可愛さ・毒々しさを兼ね備える世界で盛り上がるソフビ。
今回ご紹介させていただきたいソフビはインスティンクトイさんです。
まさにアートソフビ界の王様といっても過言ではないくらい魅力的なインスティンクトイさんのソフビ作品。デザイン、造型、彩色どれをとってもハイクオリティでついずっと眺めてしまうほど非常に依存性が高いフィギュア達です。
YouTubeでも話しています♪
インスティンクトイは滋賀県発祥で世界的ブランドでめちゃめちゃ有名ですね。盛り上がっていますよねー。
そして、今回ご紹介させていただくソフビがこちらですね!
5種類ご紹介させて頂きます。それが、
■ mini Erosion Molly (ミニ・エロージョン・モリー)
■ T9G×INSTINGTOY RE-RET (GENESIS) PROTO BLACK
造形作家として活動するT9G氏とのコラボ作品
■ Booo-Ma 6th color "MATTE BLACK" (ブーマ)
■ inc 19th color - Scheme Black (インク)
■ ICE VINCENT 1st color "The ICE" (アイス・ヴィンセント)
造形や彩色など
インスティンクトイさんは造形と彩色のレベルを落とさない為に生産数を制限して確実に良いものをお客様にお届けできるようにするというポリシーがあるそうです。デザイナーである大久保さんは東京藝大をでており、一つのソフビ作品に対して見る人を虜にしてしまう美術の技術が多数つめこまれております。例えばデビュー作であるインクは可愛さを出すために見る人から若干上目づかいになるようにデザインがされていたり、曲面を多用する事により思わず手に取りたくなってしまうようなソフビらしさをだしていたりと様々なしかけがなされております。
インスティンクトイの作品をいているとアート性をすごく感じますね!
やっぱり海外の方のインスタなど見ていても、ソフビをアートととして楽しむ感覚が多くなってきているなと思いますね。もちろん、持ち運んでガシガシ遊んでいただいても壊れにくくていいですし、気軽に触れることのできる芸術品としても魅力が詰まっています。
アート・おもちゃ・インテリア・コレクションなどといった形でいろいろな側面を見せてくれるのがソフビだと思いますし、彩色技術によって同じキャラクターでも魅力が全く違って見えてくるといった部分が、奥が深くて、可能性を感じる部分ですね。
こういったおもちゃが日本発症で日本の文化となると、その歴史も面白いですね。
やはりオリジナルなデザインや塗装によって様々な魅力をみせる事ができるソフビは日本ならではの温かさをもったアートである気がします。絵画だったり、骨董品のようなジャンルに「ソフビ」という気軽に楽しめるアートが存在している事はとても面白いですね。
インスティンクトイの由来は「インスティンクト」(本能)と「トイ」(玩具)の英語を組み合わせた造語のようです。「インスティンクトという語には『物欲を満たし自分を高める』という意味が含まれているようで、それを持つ人の価値を高められる玩具を販売したい、との願いを込めたのが『インスティンクトイ』ということです。
「本能」なんですよね。本能で作られて、本能で購入する。
アートは自分自身が心が動かされたらそれはもうアート。
「本能」っていう部分では大久保さんはもともとソフビ大好きなコレクターさんで、しかも美術の知識もあるデザイナーさんというところでもあり本人が「心底欲しいな」って思うものが作品作りの基準となっているそうなんですよね。なので集める側の客観的な視点と確かな美術センスと妥協しないものづくりが合わさった作品なので、見る人を引き付ける非常に魅力的な作品になっていると思います。
そして、商品化されたオリジナルキャラクターは10種類ありますね。その全てに共通するのが「何かに寄生され、ドロドロになる」という設定みたいですね。『寄生』というワードがインスティンクトイの中で重要なワードですね。
かわいいんですがどこか毒々しさを持っていて、かわいいんだけど、かっこよさも持っていて、など、強い二つを掛け合わせることで魅了が増している感じがしますね。
有名な話ではありますが大久保さんが昔見た「スパイダーマン3」のベノムにかなり衝撃を受けてそこから「かわいい」と「毒」が融合したフィギュアは絶対に売れるって確信したそうなんですよね。相反するような二つの要素を絶妙なバランスでしかも高い次元で融合している事がすごいですね。そしてその毒がまた欲しくなってしう危険な依存性をもった毒であるのも魅力の一つなのではと思います。
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