背中(上背部)がダル痛い。。その原因とアプローチを徹底的に考える!
こんにちは。
理学療法士のゆうすけです。
今月は「上背部の痛み」をテーマに解説していきたいと思います。
皆さんは「上背部の痛み」というと、どんなイメージを持たれるでしょうか?
上背部の定義としては諸説諸々ありますが、一般的なイメージとしては、
こんなイメージではないでしょうか?
今回は、そのような範囲の中でも「肩甲骨内側又は肩甲骨間の痛み」に注目して解説していきたいと思います。
個人的には、肩甲骨内側や肩甲骨間の痛みは上背部痛の中では比較的訴えの多い症状でないかなと感じています。
また、下部頚頚や肩甲骨あたりの痛みと思っていたものが、詳しく問診していると、肩甲骨内側の痛みであったという経験もあります。
この領域の痛みの特徴としては、急性期のような大きな痛みというよりも、「重い痛み」「だる痛い」「違和感がある」などが特徴です。
「仕事でずっと作業しているとダル痛くなってくる」
「前日に仕事を頑張りすぎると、翌日ダル重いなってくる」
「疲れが溜まってくると症状が出てくる」
このような、慢性痛に似たような長引く痛みを感じる人が多いです。
今回はこの「肩甲骨内側(肩甲骨間)の痛み」について、痛みの原因になるであろう要因やアプローチを解説していきたいと思います。
それでは、よろしくお願い致します。
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