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AKP(Anterior Knee Pain)を機能面から考え、運動療法で解決する!

こんにちわ!

理学療法士の澤田です。今月は「膝関節」がテーマです。

ようやく体調がかなり回復してきたので今後は再度気合いを入れて執筆していきたいと思います!

今回、僕の方では膝前面痛であるAKP(Antrior Knee Pain)の対する運動療法について解説していきたいと思います。

膝の前面の痛みは臨床でも遭遇することの多い症状ではないでしょうか?

病態によっては難渋する例(タナ障害など)もありますが、多くの場合は適切な運動療法とADL指導により改善されることの多い症状でもあります。

AKPとは?

AKPとは”Anterior Knee Pain”の略で「膝関節の前面痛」を総称してAKPと呼んでいます。

AKPの原因となりうる病態としては、

AKPを呈する原因疾患として、膝蓋骨不安定症、タナ障害、有痛性分裂膝蓋骨、内側半月板損傷、膝蓋骨軟骨症、ジャンパーズ膝が報告されている。

1)宗田大:Anterior Knee Pain に対する保存療法、整・災外 53(10);2010:1153-1160

またこれ以外でも、画像上に大きな問題がないにも関わらず膝前面が痛いなど、病態が明らかではないAKPも臨床上多く見受けられます。
(腰痛で言う、”非特異的腰痛”のようなイメージです。膝では”膝内障”と呼ばれることが多いですかね?)

本記事では、このように病態が明らかでないAKPに対する臨床思考や運動療法について解説していきます。

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