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「制振装置」と「耐震」ではどちらが優先順位が高いのか

おはようございます。

本日は「耐震」と「制振」についての記事を書いていこうと思います。

皆さんは「耐震」って聞いたことがありますか??

耐震は文字の通り「硬い」家のことを差します。

地震の「揺れに対して」「硬さ」で耐える家のことです。

「制振」とは揺れを吸収する装置のことです。
車でいうところのサスペンションみたいなもので揺れそのものを吸収してくれるものです。

これってどちらが優先順位が高いかということなんですが
今までは「当然どちらも大切」という話なのですが
地震の揺れを「wallstat」というソフトで検証してみると
どうやら制振装置の方が優先順位は高そうです。


住友ゴム
住友ゴム


住友ゴム

これは正直意外でした。

もっと制振装置の方が崩れると思ったのですが倒壊レベルまで早く到達するのは「耐震」の様です。

ここで一つ疑問なのですが

「なぜ国は耐震ばかりを推奨するのでしょうか?」

住宅の制度に長期優良住宅というものがあります。

この長期優良住宅の耐震等級は2です。

どうしてこれで「長期優良住宅」と言えるのでしょうか。

制振装置は全くいらない(書いていない)と言っているのです。

業界の色んなしがらみがあるのでしょうが
家とは「衣食住」の住まいです。

しがらみばかりではなくもう少し国民のことを思った制度を作ってもらいたいなと思います。


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