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入社半年 新卒が思う仕事とは

大学を卒業して社会のレールにそのまま乗っかった新卒。

私もそんな、一人なのだが世の中のデータを見ると7.5%の人が大学卒業後半年で仕事を辞めている。

仕事のこと、成長、ばっかり書いてて生き急いでんなー自分と思う。

いいぞ自分と思う。

多様な価値観について書いたり、本の感想を書いたり、思っていることをただ淡々に書くだけでは生きている実感を感じにくくなった。

これは、資本主義の中の、いち労働者として社会の渦飲み込まれているのだろうか。

でも、仕事は楽しい。落ち込んだり、ぶち上がったり、つまらないなーと思ったり、えげつないほどの成長実感を感じたり、1日の中でも色んな感情の変化が起こる今の仕事はとっても楽しい。

文化祭前夜のような雰囲気を求めて入社したが、そんな感じがしている。

うまくいくこと、行かないこと、正解がない世の中に対して自分たちの手で作っているという手触り感が半端ではない。

そんは、貴重な半年を過ごしたのだが、改めて半年どんな気持ちで、どんな感情で過ごしていたのかを振り返る。


感情があるから仕事は成り立つ

入社して半年、毎日朝早く出社して夜遅くまで仕事をする。

誰のために、何のために、本当にやりたいことなのか、得意なことなのか、そんな疑問は就活の時に考えまくって入社したんだから、今になって考えることはしなくなっていた。

とにかく、成長したくて、成果を出したくて、負けたくなくて毎日本気で過ごしてきた。

ただ、最近思うことは、仕事とは働くという対価における報酬以外にどんな意味があるのだろうか。

入社して半年、営業先のクライアントに言われた一言で、いわゆる「仕事の原動力」になる「ありがとう」を体験した。

これまでは自分のために、と矛先が自分であったが、そんな自分のために日々活動していたことが本当に顧客のためになっているという体験をしてから、仕事は「価値を作ること」だと改めて認識した。

でも、なぜ顧客から「ありがとう」という感謝をいただくと仕事が楽しくなるのだろうか。
これは別に仕事じゃなくてもいいんじゃないかとも思う。

人間は本来遊ぶために生きていると思う。

ここ数百年で人間は機械的な活動をしているが、遊んで過ごすことができれば何も仕事なんてしなくていい。

それでも仕事が楽しい!仕事をすることが人間に活力を与える。と考えられている。

その本質は、我々人間は仕事という手段を通じて、「自分がここにいる意味」を作り出せるからだと思う。

縁もゆかりもない土地で、知らない人と深い関係性になることができる。
一種依存の関係性になることができ、その依存の幅がいろんなとこで生まれる。

私は入社して半年、顧客から「〇〇さんは同じ店舗運営部の一員ですよ」と言っていただき、ああこの人たちと通じ合っているという一瞬を感じれたから「仕事が楽しい」と心の底から思えたのである。

単純に自分の成果が出たから、成長を実感できたから、そんなものではなく、自分の価値、自分のアウトプットが誰かの普通を変えることに最大の「生きる実感」があると思う。

入社して半年だが、これから先、後30年くらいは仕事をして生きていくことになると思うのだが、新卒の時に感じた仕事に対しての想いは忘れずにやっていきたい。


教えてもらうことはルール、形にするのは自分

入社して半年、仕事も覚え、できる範囲も広がってきた。

そんな日々を送っているが、教えてもらうことはあくまはルール。

どんな形にするかは自分の言動や行動次第でいくらでも変えることができるのである。

上記のトピックで書いたのだが、仕事を本当に楽しい!と思える瞬間は

自分で考えてアウトプットしたことが認められ、一種の依存関係が成立した時だ思う。

だから、教えてもらうことはただの常識、ルールでしかなく、その点を自分なりに思考して、自分なりにアウトプットしてみることが楽しさにつながる。

もちろん、一定数の成功パターンはあるのでその点を無視して、自己流で何でもかんでもやっているのはただの自己中に過ぎない。

社会的なインパクト、市場価値を高めていくにはルールの中で最大限自分が発揮できるパフォーマンス力を高めていく必要があると感じた。


決して難しくはない。毎日をどれだけ最高にできるか

半年の中で天才はいないと本気で思った経験が何度もあった。

この人は、とんでもない営業マンだ。

この人はなんてすごい社長なんだ。

そんな感じで、自分とは別世界を生きている「もともとそんな人」というレッテルを貼って棚に上げて、ちっぽけな自分が頑張るためのモチベーションにしていたのかもしれない。

半年、社会で活躍する人、VALUEを発揮して多くの人の「ありがとう」をもらっている人に共通するのは、一日にどれだけ拘って生活しているかである。

毎日本を30分でいいから読む。

週に3日でいいから筋トレをする。

そんな誰でもできるようなことを本気でプライドを持って、継続している人がいわゆる「天才」になると思った。

自分の強みを磨くこと。夢中になれるものを見つけた人は「努力」を「努力」と感じることなく天才になっている。

イチローも大谷翔平も何より野球が楽しいです!と言っているのを見て、

あれは本心で心の底から出ている言葉なのだと思った。

入社半年、継続してきたことを続け、まだまだ、煮え切らない毎日をもっと加速させていくためにも自分に限界を決めず、小さいことをやり続ける天才になる。

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