モノ消費→コト消費→ヒト消費→〇〇消費
初めまして、お久しぶりです。
最近とっても寒い日が続いていますよね。
少し体調が崩れたので皆さんも体調管理には気をつけてお過ごしください。
今回は、「大きな嘘の木の下で 〜僕がOWNDAYSを経営しながら考えていた10のウソ。〜」について感想を書こうと思います。
大まかな内容としては、メガネやさんのOWNDAYSというブランドの代用取締役であり、著者である田中さんがどのようにしてこれまで会社を大きくしてきたのかを書かれています。
自伝のようなものですかね。
6つの章があり、幸福論、お金論、仕事論、成功論、人生論、経営論に分けられています。
その中で特に印象的だった言葉について取り上げて深掘りしてみようと思います。
「時代はモノ消費からコト消費へと移り変わり、今は「ヒト消費」の時代に突入したのだ。」
この文章です。
「モノ消費」 大量生産大量消費時代ではモノが不足していた時代から一気にモノが溢れたことで、モノに対する価値が急激に高まりました。日本の高度経済成長を支えた産物でもあると思います。
「コト消費」 先進国と呼ばれる日本において、一定数のモノに囲まれる生活を続けるうちに、幸せの幅が広がりました。モノに囲まれるだけでは満足することができず、時間や経験を消費するようになります。
「ヒト消費」 進化し続ける世の中で、幸せを求め続けていると、モノに囲まれても、時間や経験をお金で買っても、幸せを完全に満たすことはできません。このようになると、その、「モノやコト」に対してさらに価値を見出していくなります。それが、満足感、幸せにつながるのです。だからこそ、人々はそのものや経験を「この人!」から買うようになります。
ヒト消費の時代の流れは大学生である私は肌で感じています。
周りの友人は共感を呼ぶために様々なことに取り組んでいます。
一人一人の価値が最も重要視される時代に突入しているのです。
なんとも素晴らしい、しかし、生きにくい世の中になったと思いませんか。
自分がどのようなヒトなのかを探究し続けなければ生きていくことができないような気がして少し息苦しいきもしますが、世の中のスピードに乗り遅れてはいけません。
あなたらしさ、がこれからの価値になってくるのです。
遊ぶとき、お仕事を提供するとき、この人に!となるのです。
そんな「ヒト消費」と呼ばれる時代の次にはどんな「〇〇消費」が待ち受けているのでしょうか。
世の中の価値基準の変わりゆくスピードには眩暈がするようです。
「環境消費」、「社会消費」のような環境、社会問題に対する消費でしょうか。いや、それはごく一部のような気がします。
人々が幸せを追い求める以上、消費が尽きることもありません。
皆さんならどんな消費が人々をこれまで以上に「しあわせ」につなげることができると思いますか?
よかったら教えてくださいな。笑
僕は、一旦、消費を止めて、修行に行ってきます。煩悩を打ち消して、戻ってきます。笑