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マイクロフォーサーズ(LUMIX GH7)とAPS-C(ZV-E10 II)の夜間撮影に差を感じなかった理由を考察

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今回も想像に近い所もありますが結果から「そうではないか?」と感じた点をまとめます。
グレードやメーカーで動画撮影時に「クロップ」って発生しますね?
「APS-Cとマイクロフォーサーズでは場面によって映像に差がないかも?」と言う感想を持ちました。

それがクロップの為かも?と感じたのです。
今回は「SONY ZV-E10 II」と「LUMIX GH7」で考えてみたので全てに当てはまるわけではありません。
でもセンサーサイズが全てでは無いと言うひとつの理由に近い考え方だと思います。

このクロップとは撮影モードや手ぶれ補正などによってセンサーを全て使わずに制限して使う事を指します。
フルサイズセンサーであってもAPS-C相当のサイズしか使わないモードもあるし手ぶれ補正によってはそれより小さくなることもあります。
今回の考え方では上記の通り、ZV-E10 II とGH7なのでグレードにも差があります。

ZV-E10 II は新世代のブイログカム、ようは手軽に動画を楽しむカメラ…
に対してGH7はマイクロフォーサーズのフラッグシップモデル、しかも動画向けのカメラです。
だからこそこのような結果になったのですがちょっと計算していて面白かったのでまずは下の図を見てください。

単純にセンサーサイズからクロップを含めて計算

こちらの図はAPS-Cとフォーサーズセンサー(マイクロフォーサーズマウント)のサイズです。
そのまま見ると明らかにAPS-Cの方がだいぶ大きいですよね?
でも普段動画を撮影する際には手ぶれ補正は必要です。

それを有効にした時に左下の状況と変化します。
SONYのアクティブ手ぶれ補正は約1.4倍のクロップ量となります。
かたやGH7はセンサーシフト式手ぶれ補正でもかなり強力な補正をしてくれます。

クロップを計算すると水色の部分のサイズとなりなんとフォーサーズセンサーとサイズが逆転するのです!
私はこの時に「やっぱり似たようなサイズ感になるか!」と発見がちょっと楽しかったですw
そして下の図でフルサイズセンサーも一緒に見てみましょう。

フルサイズは流石に別格です…

明らかにサイズが違いますね!
結果としてボケ感も違い暗所でも綺麗な映像が撮影しやすくなるのです。
今回はレンズなどを考えておらず、あくまでセンサーのみの話となりますが…

フォーサーズセンサーより大きいAPS-Cもクロップが大きいとこのような結果となります。
もちろんGH7も電子手ぶれ補正を有効にするとクロップされますが…
そして下の図でアスペクト比を一般的な動画で採用されて居る「16:9」にしてみましょう。

16:9にしてみるとこんな感じ

クロップが有効になって居るAPS-Cとフォーサーズセンサーにほぼ差が無いのがわかりますね。
やはりここでもフルサイズセンサーは圧巻です…
たとえクロップが入るダイナミックアクティブ手ぶれ補正のようなモードを使ってもAPS-Cサイズくらい使っていそうです。

このように「センサーの使い方センサーの有効使用範囲が逆転しそう」と言う結果から映像に差を感じなかったを証明…
まではいきませんがなんとなく納得できる結果を得る事ができました。
今回のお話も大きくずれて居ることはないと思います。

マイクロフォーサーズマウントのフラッグシップは入門クラスのAPS-Cより動画には強いかもしれない!
使用感だけではなく図からも想像できなんとなく納得ができますね。

私はマイクロフォーサーズのカメラがもう少し活気を取り戻して欲しいと思っております。
コンパクト軽量な設計もこのような本格的な設計も…
その他の大型センサーのカメラよりリーズナブルなのに性能は並べる。

面白いフォーマットだと思いませんか?


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