「M.ZUIKO DIGITAL 45mm f1.8」と「LUMIX G 42.5mm f1.7 POWER O.I.S.」を比較

2025年2月18日 16:19

マイクロフォーサーズのお手軽、中望遠単焦点レンズを比較！

マイクロフォーサーズマウントのレンズ、あまり新しい製品が出ておりません…
ですが使いたい焦点距離がありますよね？
私はズームレンズがメインなのですが単焦点レンズも大好き…

なので共に少し古いレンズですがOM SYSTEM、LUMIXの中望遠単焦点レンズを使い比べてみました。
ハイグレードの物では無く入門グレードの物となります。
結論として「意外と違いがあるな…」という印象です！！！

手ぶれ補正と最短撮影距離の違い！これが大きな差となります。

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YouTubeで私の印象として動画をアップしております。
こちらnoteでは作例を多くのせますので見比べて頂ければと思います。
写りは共に良く好みで選んでも大丈夫ですが違いの点を気をつけ楽しんで欲しいです。

まずはパッとみた時に最初に気になる点を比較してみようと思います。
メーカーサイトより抜粋してみます。
LUMIXが少し太く、M.ZUIKOが少し細く小さい印象ですがそのままという感じ。

LUMIX G 42.5 f1.7 POWER O.I.S.
最大径Φ55mm、全長約50mm（先端よりマウント基準面まで）
質量約130g（前後キャップ含まず）

M.ZUIKO DIGITAL 45mm f1.8
大きさ　最大径×長さØ56 x 46mm
質量116g

このようにフルサイズ、APS-Cと比較して、とても小さいレンズだとわかります。
私の感想として、このサイズに手ぶれ補正を入れてきたLUMIXはすごいと思います…
そしてM.ZUIKOは価格面、写りからの存在感が素晴らしいです。

デザインとしては共に可も無く不可も無く…無難です。
ただLUMIXは金属を多用されていて質感は高いです。
対してM.ZUIKOはプラスチッキーで小さいと感じます。

私はこの点をあまり気にしなくて大丈夫かな？と感じております。
理由としては単体使用では差を感じることは難しい差であるため。
そしてそれ以外に気にした方が良い点が何箇所かあったためです。

広角側の2.5mm（フルサイズ換算5mm）の焦点距離の差は大きいです。
でも望遠側は…そんなに差を感じませんね！
少しでも広い方がいいならLUMIX、逆はM.ZUIKOという感じです。

選択する上でとても大事な点です。
カメラボディに手ぶれ補正が搭載されていればあまり大きな差にはなりません。
手ぶれ補正が全く無いセットだとそれなりに撮影のミスが増えてしまいます。

特に私のように気軽に写真を楽しみたい人には手ぶれ補正の搭載はとてもありがたいことです。
OM SYSTEM（OLYMPUS）のカメラは比較的ボディ内手ぶれ補正搭載機が多いですが…
少し古いLUMIX機は要注意です。

この辺の組み合わせは入手時に意識してください。
あれば便利、必要ない時はオフにすれば良い機能は搭載されていても困りません。
ただ写りがどうしてもこちらが良い！そんな場合は好みを優先しても良いかもしれませんね。

私はこの点に以外と差を感じビックリしました…
LUMIXの方がかなり寄れる結果となります。
テーブルフォト等にも活用しやすいのでは？と感じております。

仕様上はこのように記載されております。
LUMIX：最大撮影倍率0.2倍（35mm判換算：0.4倍)
M.ZUIKO：最大撮影倍率0.11倍（35mm判換算 0.22倍相当）

概ね数値上通りといった結果になりました。
こちらはMFに設定し最短距離を固定して撮影しました。
ハーフマクロに近い性能がある準望遠レンズとなりますね。

このnoteではご理解いただいて居ると思うのですがあくまで私の感想です。
なのでそれをご理解の上で拝読下さい。
私はM.ZUIKOの方がボケを見ると綺麗かな？と感じました。

ただこれは好みがありますがはっきりと違いが出ております。
大きな特徴としては背景の玉ボケの形です。（口径食）
この点と接写性能、手ぶれ補正が似たようなこの両レンズの選択基準になると思います。

このように画面隅まで綺麗な丸を保っているのがM.ZUIKOとなります。
あくまでボケの質も距離によって変わりますしシーンでも感じ方が変わります。
ひとつの参考にされてください。

撮影日が違うのでこちらも参考程度ですが…
LUMIXの方が柔らかい印象かな？
対してM.ZUIKOの方は割とはっきりとしたボケの印象です。

結論としてはこだわりがなければ「LUMIX G 42.5mm f1.7 POWER O.I.S.」かな？と思います。
理由としては様々なボディに装着しても手ぶれ補正の存在がありがたい。
そしてテーブルフォトなどで大切な接写ができる点です。

もちろん最終的には好みです！好きな方を選びましょう！！！
でも、どちらでもイイや！ならLUMIXをお勧めいたします。
この、手ぶれ補正の有無と接写性能はかなり有難い機能で大きな差です。

マイクロフォーサーズの良い所はこのようにメーカーを変えて楽しめる所もあります。
それぞれ思想があって写りも違います…
そして質感も違っていて…

金属感が好きならLUMIX、
コンパクト軽量でプラスチックなM.ZUIKO（あくまで今回の比較では）、
このようにも分けられますね！

撮影は「LUMIX GX8」絞りに関しては開放多め！

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