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「推し」のために生きるということ。

おはようございます。


月曜日の朝、いかがお目覚めでしょうか?
今日から毎朝こうして書いていますオンラインサロン『ELAN』の投稿ですが、この月曜日の朝に関しましては『Penso』と名づけまして、ウチの事務所Office ELANのnoteでも読めるようにしています。

この「Penso」という言葉はカタルーニャ(スペインの州)の言葉で「私はこう思う」という意味です。その時期で気になったニュースをピックアップして好き勝手なことを「考察の一歩手前」くらいの熱量で語るコラムにしていこうと思っていますのでどうぞよろしくお願いします。


さて、皆さまは何かご贔屓のアイドルなどいらっしゃいますか?
所謂「推し」というやつです。


最近では一大帝国「ジャニーズ」だけでなく、舞台でアニメやゲームの世界観を演じるイケメン俳優「2.5次元俳優」や、それこそ人気声優もアイドルを越える人気です。
他の分野でも「応援したくなる」人は存在すると思います。


時にはそんな「推し」の存在が自分の生活の全てとなる人も多くいらっしゃいます。
数年前に「帝王」であった【SMAP】の解散や先頭を走っていた【嵐】の活動休止があって、正に戦国時代のような様相を呈しています。
女性アイドルでも【AKB48】の一強体制だったものが、さまざまなグループがしのぎを削るようになっています。
今ではそれこそ【AKB】以後とくに「身近」が売りとなってきて、SNSなどの普及がそれを押し進めた感じはしますね。


それだけ「推し」が生活の中に入ってくると、何よりも優先するべき存在として「推し」が存在することになります。
ある知り合いの女性が「推し」のことをこのように言ってらしっしゃいました。
「彼氏は本当に素敵。だって嫌なことを言わないし、襲っても来ない。ずっと優しくしてくれる。欠点は画面から出ないことだけ」
その人にとっては「推し」は生活の全てとなっていました。


それだけに、その「推し」への想いが暴走するとこもあります。

最近では【嵐】の二宮和也さんが結婚されてお子さんが生まれたことをとても攻撃する方たちがいらっしゃいます。バイエルンのCMキャラクターになったからと「バイエルン不買運動」をするほどです。

「何で?」と思いますが、それが想いの暴走です。

まさに「彼氏の裏切り」と同義語になっているのです。
昭和の頃でしたらアイドルは遠い存在でしたので「タレントの結婚とかほっといて仕事しろ」なのですが、身近になった今では酷な話なのかもしれません。


俳優でも福山雅治さんや松坂桃李さんが結婚した時は僕の訪問する会社でも大変だったようです。


ここだから正直にお話ししますが・・・・
僕は三人の「推し」がいました。歌手でもある女性声優の3人なのですが、僕は「3姫」と呼んでいました。水樹奈々さん、花澤香菜さん、茅原実里さんの3人。ライブBlu-rayを見ながらワクワクし、実際にチケットが入手できてライブに参戦した際は泣くほど嬉しかったものです。水樹奈々さんのライブを3時間ずっと泣きながら声援を贈っている僕(笑)
ところが、です。
2020年は辛かった。
立て続けに水樹奈々さん、花澤香菜さんが結婚(2日続けて)その同じ時期に茅原実里さんは不倫問題を週刊誌に書かれてバッシングを浴びて謹慎。


やっと絞り出した言葉は「休暇をください」
意気消沈の概念を覆す【最上級グレードの意気消沈】が見れるのはここ(笑)


とても凹みました。


いや、結婚は喜ばしいことです。
幸せになってほしいです。
ライブ会場で聞いたら「万歳三唱」です。その後泣きますが。


そんな僕ですが、休むわけにいかないので魂を失ったまま予備電源で何とか仕事をしましたが、やはり傷は深い。


そう考える僕がこのニュースを見た時は「時代が来た」と感じました。


「推し」に対する考え方も理解する。そうした感じ用もケアできるというのは素晴らしいと思いますし、こうしたことを理解することが「令和の働き方改革」だと思いましたね。

「働く」とはなにか?
そうした疑問を持つことを許されなかった時代は過去のものとなり、今は「何のために働くのか?」を導くための自己啓発書で本屋は埋め尽くされています。
そうした「?」に一つのヒントを与えたのが、この会社の取り組み「推し休暇」なのだと感じました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6c13b97223464b39b52d3d9d679f3621bd410b3f

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