セミナー4

人の気持ちを知ることは、面倒くさいが役に立つ。

おはようございます。

月曜の朝、いかがお迎えでしょうか?

『月曜日は最悪だとみんなは言うけれど』というタイトルの本を時々パラパラとめくったりしています。

この言葉、もともと誰かが書いた(ティム・オブライエンだったか、少し記憶が定かではありません)「月曜日は最悪だとみんなは言うけれど、火曜日だって負けずにひどい」という身もふたもない文章が元になっていると知りました。

アメリカ人も月曜日が嫌なんですね。そういえば以前ロスでコメディアンをしていた友人に「サザエさん症候群」の話をしたら大いにウケて、ステージで「日本人は一番人気のあるカートゥーンを見たら落ち込む」とギャグにしていました。

何はともあれ月曜日なのです。

おかげさまで僕は自営をするようになって、月曜日の憂鬱からは解放されたのですが、日曜日の幸せも手放していますね(笑)

こうしたことも等価交換なのでしょう(;^_^A

等価交換といえば、こうした書くことは作業として机に向かって集中する状態のことを指すので内向的な作業だと思っていました。

僕は人づきあいの悪い内向的な生活を望んでいたので、執筆が生活の中心にある仕事にとても憧れたものです。

ところがやってみたら、これが全然。

取材したり、インタビューしたりすることの重要性を確認する日々となりました。

皆さんの前に現れました「篠原有利」という人物は、親しくなると白状するのですが

完全なるペルソナです。

「篠原有利」とは、僕の内側にのうのうと住んでいる「吉北英樹(本名)」が作り出し、便利に使っている別人格です。そんな別人格を生み出さなくてはならないほど、人と接する仕事です。

僕自身は、とても内向的・・・それでは言葉が足りませんね。

「引きこもり」が職業として一定の収入が得られるのであればいくらでも残業できるタイプです。

あいにくとハローワークにはその職は見かけませんでしたね。

そんな僕は暇さえ見つけては書斎に閉じこもり、何をするかと言えば本を読んでいます。

・・・・本を読んでいます。

・・・・・あれ?

「ホンヲヨンデイル?」

そう、籠りつつも望んでいるのは人の思考を知ることを娯楽にしていたのです。

世界との接点を望んでいたのが、僕が「篠原有利」を徹底利用しようと考えたきっかけです。

僕は元々、俳優として別の人格を培養することに長けていましたし、その生かし方は演出家をして学んできました。

僕は何より苦手な作業『人と接する』を「篠原有利」に任せることにしました。

「篠原有利」を差し出すことで、僕は他者の思考を知り、データを収集し、蓄積されたデータをビジネスに生かすことができました。

等価交換です。

インタビューし、取材をすることは僕の文章を豊かにしますし、データは物語のリアリティと説得力を高めます。

そういえば世界でもっとも売れていて、絶対的な知名度を持つ書籍はインタビュー集です。

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