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頑張って出勤しても、いつかその仕事が無くなるよって言われたら・・・ね。

おはようございます、篠原有利です。

少し冷え込みのキツイ月曜日、なかなか辛いものですよね。
以前読んだ本のタイトルを思い出します。

「月曜日は最悪だと言うけれど」

トム・ジョーンズの短編小説の一節らしいのですが、この言葉には続きがあります。

「月曜日は最悪だとみんなはいうけれど、火曜日だって負けずにひどい」

・・・・ホント、ごもっともです。

そんな月曜の朝から出勤されていらっしゃる皆様お疲れ様です。

私は個人事務所で仕事をしていますので、よく人から「出勤しなくていいね」と言われますが、私は【出勤】という行為は大切な時間だと思っています。

具体的には別項に書いておりますのでそちらを参照していただきたいのですが、移動するその時がもっとも脳がクリアに働くので重宝しています。

それはさておき、やはり大勢の皆様が出勤時間をとても無駄で不快な時間とされていることには間違いありません。

ギュウギュウの満員電車、何処までも続く渋滞、行く手を阻む数々の障害。
どれだけ睡眠時間を取ったとしても襲い掛かる睡魔。

そんな苦労してたどり着いた会社での理不尽な出来事。

まったく辛いものです。

その上、世界中で猛スピードで進んでいる機械化の波。

私の住まいの近所でも、つい最近新しいホテルがオープンいたしました。
そこは殆どが機械化されていて、スタッフの数が極端に少ないです。

いま、どの企業でも人手不足が叫ばれています。
その問題に企業なりに出した解答が、AIを駆使した機械化の企業経営です。

経費節減と安全性の向上。もちろんいくつかのデメリットもありますが、そのデメリットの多くが精神論でしか言い返せていない現状(人のぬくもりがどうのこうの)ではメリットが多すぎて、働き手が不要になってくる世界は間違いなく「いま、そこにある危機」です。

こうして頑張って出勤しても、報われない時代となっています。

私自身、元ホテルマンとして複雑な心境は隠せません。

とはいえ、この現状を見据えない限り自身が生き残る術はないのです。

自分の仕事は大丈夫と思っていても、いま失われた仕事をされていた方の多くがその不確かな『大丈夫』という根拠のない確信を持っていて消えたのです。

あなたが出勤に利用している駅でも、ほんの少し前まで人が切符を売り、切符を切っていた駅員がいたのです。

今ではカードをかざすだけです。

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