ボーダーライン
人は強くもある。
でも、自分を筆頭に弱っちくて小ズルくもある。
悪いことをするのは、もちろん、本人が全面的に悪い、と言うのが前提での話。
確かに心の中にムクムクと、グレーだったりブラックだったりの思考が頭をもたげる瞬間って言うのはあって。
それを実行に移してしまうか、頭の中だけで留めるか、境界線はそこなんだと思う。
だけど、何かの要素が運悪く重なってしまった、いわゆる『魔が差した』と言われる逢魔ヶ刻と言うのは確かにあって。
何度も言うように、行なう人が全面的に悪い前提なんだけど。
ある部分で、上に立つ人は隙を見せてはいけないんだな、と。
それは付け込まれたり、付け入らせたりすることを防ぐためでもあるんだけども、それ以外にも、逢魔ヶ刻に足を踏み入れやすい性質の人のストッパーの役目も果たすのだ、と。
つくづく思ってみたりした。
今年中には考えなきゃならんかなぁ。