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3匹が歩く!~福島・花巡り編②~

 
 
 
~花の国旅日記/2日目~
 
 
 
さてさて、2日目です。
強行軍につき7時45分出発のため、早めに朝ゴハン🍚
まあ、もちろん、バイキングなので省略(笑)

夜中に母が脚が攣ったらしくて心配してましたが、慣れたもので自己マッサージ効果発動^^;

あいにくの薄曇りですが、雨は降ってません。何とか保って欲しいと思いながら、車窓から磐梯山に拝みます(笑)

お宿にサヨナラ。

さて、本日の始まり、悠凜家にとってのメインはこちら!

若松城、つまり……

《鶴ヶ城》です!

元々は若松城と言う名だったものを、蒲生氏郷公が城主になった折に改名したそうです。ご自身の幼名に『鶴』の字が入っていたり、家紋が鶴であることに由来するとの説明でした。

福島には何度かお邪魔してますが、一度もこちらには伺ったことがなく……

脳内BGMは『愛しき日々 (※注)』エンドレス再生です。

(※注)『愛しき日々』
1986年放送の年末大型時代劇・第二作目『白虎隊』主題歌。作詞は小椋佳さん、作曲・歌は堀内孝雄さんの大ヒット曲。
個人的には、同じコンビによる前年度『忠臣蔵』主題歌の『憧れ遊び』もオススメです。←

あ、おじさまのお顔が大写しで失礼www

もちろん、再建されたものだってわかってますが、眺めるだけでドラマが脳内再生されて涙出そうでした( ノД`)

天守閣から石垣を見下ろしまして。

薄曇りなので霞んでしまいましたが、一望出来ました。

場内は撮影禁止のところもあって、間違えると申し訳ないので天守閣から以外は撮らないようにしました💦加えて、ホンットに時間足りなくて、駆け足で天守閣まで行って戻って来て終わっちゃったんですけど。
時間あったら、中の展示ももう少しゆっくり観たかったし、映像で説明してるところも何ヶ所かあって、それも全部観たかったし、飯森山も行きたかったし、けど今回のメインはあくまで桜なので泣く泣く断念……(´;ω;`)

戊辰戦争の頃の立役者だった方たちの写真やら説明、兼定の刃とか、伊達政宗公など歴代城主の前立て付き兜なんかも展示してあります。
刀に魅入られる気持ちが、ほんの少しわかるようなあの美しさ……(危険)

ザーッと眺めるだけでも思い出すのは、白虎隊の少年たちより小さな、中にはまだ一桁代くらいの小さな少年たち。彼らが果敢に立ち向かおうとするのを止められずに目の前で撃ち殺され、藩士・井上丘隅氏役の森繁久彌さんが激怒して飛び出して行くシーンとか……。

そして、白虎隊の少年たちの肖像画(?)も展示してあり、まだ十代だった頃の坂上忍さんや宮川一朗太さん、新田純一さんらの自刃シーンを思い浮かべました。(もちろん、BGMは……ry)
特に坂上忍さんの「城が燃えてる! 会津が負けた……!」の涙目の表情は忘れられません。

ええ、はい、ドラマのセリフですけどね。

それにしても、白虎隊の少年たちの肖像画は、現代の30代40代に勝るとも劣らぬ風格でした……。

涙目で城を出まして、次の目的地へ。

《千歳の一本桜》

『千歳(ちとせ)』と言う女性を弔うために植えられたのだとか。推定樹齢700年。
別名『種蒔桜』と言い、この桜が咲くのを種蒔きの目安にしていたことからだそうです。今でも、目安に使っている農家のお宅もあるそうです。

上側、折れちゃったんでしょうね💦
洞もすごくなっちゃって💦💦

でも花は見事です✨

昔はもっとすごい枝ぶりだったんでしょうねぇ(*´ω`* )

道端の花たちを眺めつつ、さらに旅は続きまして。

《宮川の千本桜》

こちらは、昔、洪水で川が氾濫した時に堤防を築き、そこに1,000本の桜を植えたことから呼ばれるようになったとか。
現在は500本くらいしかないとのことで、後から植えられた染井吉野が多いとか。
染井吉野は育ちが早く、小さいうちから花を付けるので重宝されたそうですが、欠点としては腐りやすいことと長持ちしないことがあるそうです。

《伊佐須美神社》

宮川の千本桜のすぐ傍にあります。

さて、また移動となりまして、車中でお弁当です。もちろん、オプションです(笑)

米にうるさい父曰く、「米が悪い。すごく悪い」だそうです。味付きのゴハンだったので、鈍な私はすごく良くもないけど、別にそこまで悪くもない、と言うレベルでしたwww

頼まなかった人は他のものを用意したり、次の目的地で食べたりするようです。

ここなんですが。
いや、この後ろ側ですけどね(笑)
ちなみに、父カウントで82段。

はい、《大内宿》上から見た図です。

え~と。
私は郷愁を感じるほどではないです。綺麗に商業化され過ぎてる感が否めません、すみません(笑)
花とはほぼ関係なく、恐らく時間調整のための立ち寄りと思われますが、そのワリに時間がムダに長く、その分を鶴ヶ城に回して欲しかったです……(まだ言ってる)。

こっちから降りました。
父カウントで97段だそうです。
どっちも急で結構怖いです(笑)

さらに移動して、会津鉄道に一駅(各駅だと三駅たけど急行だと一駅)乗ります。

湯野上温泉駅だったかな? から、芦ノ牧温泉駅まで。
この駅、佐倉さんが「3日前に来た時は一輪も桜が咲いてなかったんです!」と。この日はチラホラ咲いてて綺麗でした🌸
途中、車窓からもチラホラ桜は見れましたが、基本トンネルばっかでした(笑)

そして、最後の訪問地へ。

《白川小峰城》 (遠いな~w)

字が見えにくい(笑)

三の櫓からの眺めです。
牢獄からではありませんwww

桜は見えますね。

石垣から出っ張ってるところ、床がガラス張りになってて下がモロに見えるんですよ(笑)

震災でかなり崩れたところがあるそうで、修復の跡がチラホラと……

見学地はここ白川小峰城で終わりとなり、この後、新幹線の駅に向かいました。

そして、何故、名所に限らず、東北には至る所に桜が多いのか。
佐倉さんはこう教えてくれました。

『子どもを思う農家の方の親心』と。

農家は毎年必ず豊作とは限らない。
だから、不作で子どもが困った時、売ってお金に出来るようにと、子どもが産まれると桜を植え、大切に育てて来たのだそうです。
桜の樹皮は樺細工に使用するため、かなり高額で売れるのだとか。

そうして残った桜たちが、今も綺麗な姿を見せてくれてたりするワケですね。

福島全体が、少しでも早く、少しでも元に近く戻って欲しいと思います。

では、旅の締め括りは新白河駅のこちらの方にお願いしたいと思います。

父の万歩計によりますと、2日間で概ね25,000歩くらい歩いたとのことですが、こちらの方の足元にも及びませんので。

駅前に佇んでおられます。

こちらの句と共に。

福島花の旅、これにて一先ず終わらせて戴きます。
長々とご覧戴きありがとうございました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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