悠凜 2018年12月22日 23:00 『降り積もる祈りに』夜更け──。静寂を妨げるかのように吹き上げた冬の風に乗り、降り積もっていた雪がきらきらと舞う風花となった。それは天より使わされ、何処へともなく散って行く数多の祈りの粒。再び出逢い、折り重なり紡がれる粒たちは、天の川とも見まごうほどに耀く繊細な光の結晶となる。 いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #小説 #ひとつぶやき小説 #ひとつぶやき小説風 #妄想像ファンタジー #妄想像劇場 #降り積もる祈りに 37