黒歴史あれやこれや



灰色区域(グレーゾーン)くらいで勘弁してね。



フォローさせて戴いてる望美さんから、この『黒歴史』のお言葉を賜りまして。
『くさいものにした蓋(=禁断の扉)』を自ら開け放ってしまったので、この際パクらせて戴き、駄々洩れさせようと思います。

いらない情報№1、めでたく更新ちうです。


※ただしこの黒歴史、私は記憶にないくらい幼少期の話です。後々、周りから聞いた話なので、そこんトコよろしゅう。



ちなみに、この手の話は何故か父から聞く方が多いのです。
推測ですが、幼少期は母と年がら年中一緒にいたので「そんなコト珍しくもないわー」とか「いちいちそんなコト覚えてられないわー」なんでしょう。

それでも。
それでも、あるあるなのが子どもってヤツです。(たぶん)



私は高校生になるまで、お風呂に関しては銭湯育ちなのですが。
近所に3軒あった銭湯も、今や一番遠い1軒だけとなり寂しいモンです。

さて、まずは軽く母からの話です。
ある日、母と銭湯に行き、2人で並んで入っている時に、ある女性が通り過ぎました。
私は母に、こう聞いたそうです。

「あのおねえちゃん、おかあさんみたいなおむねじゃないね。ゆうりん、おおきくなったらおむねおおきくなるかなぁ~」

平仮名ばっかで読みにくいと思いますので通訳致します。
『あのお姉ちゃん、お母さんみたいなお胸じゃないね。悠凜、大きくなったらお胸大きくなるかなぁ~』


母の答え。

「大丈夫。お母さんの子だから」

その時の私は安心したらしいですが、後々、考えると何の根拠もない。
ちなみに、その時の母の心境は、

「何、言い出すんだ!聞こえたらどーすんじゃい!」

だそうです。
母から聞いた記憶があるのはこれくらいのような気がします。忘れただけかも知れませんが。



さてさて、父編です。
時間的に母が一緒に行けないコトもありますので、ある程度の年齢になるまでは、当然、父と殿方の湯にも入っておりました。


~エピソード1~

ある日、父が私を傍に座らせて、自分の身体を洗っていると。
突然、父は異変に気づきます。
ふと、見下ろすと。


私の小さなもみじ手が父のピーーー☆#$*★を握っていたそうです。


だって自分にはないしね。
気になるよね。
珍しいよね。
よくわかんないけど。



~エピソード2~

父と皮膚科だか耳鼻科に行った時の話です。
私たちの他に、乳母車に赤ちゃんを乗せた若いお母さんが待合室にいたそうです。
私は、自分より小さなその赤ちゃんを見るなり、


「パパ。このあかちゃん、パパとおなじだね」


わかる方には意味がわかるでしょうか。

父は苦笑いしながらも慌てて、

「違うんだよ。パパはもう生えて来ないけど、赤ちゃんはこれから生えてくるんだよ」

恐縮しながらそう言うと、その若いお母さんは笑って流してくれたそうです。優しい人で良かったです。



~エピソード3~

またまた、父と皮膚科に行った時の話です。
病院ですから、医療関係のポスターが貼ってあったりしますよね。
ちょうど字が少し読めるようになって来ていた私。得意気に父に言ったそうです。


「おとうさん。ゆうりん、カタカナよめるよ!
パ イ ★ カ ッ ト !
ね!よめたよ!
ねぇねぇ、おとうさん。パイプ★ットってなぁに?」


「・・・・・・・・・・・うん。大きくなったらわかるからね」


傍では看護婦さんがクスクス笑っていたとかいないとか。


父よ、今、この場を借りて謝っときます。




今宵はここまでに致しとうございます。







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