悠凜 2018年12月17日 20:20 『冬孤立』すっかり葉も落ち切った冬の日。ふと見上げた木は立ち枯れ寸前だった。その姿が、記憶の扉の向こうにいる人を思い出させる。己を鼓舞すると言えば聞こえはいいが、実は追い込んでいるも同然だった人。孤高─ひとり立ち、決して他に交わる事なく─孤独とも孤立ともつかず、ただ木立の様に。 いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #小説 #ひとつぶやき小説 #ひとつぶやき小説風 #妄想像ファンタジー #妄想像劇場 #ふゆこだち #冬孤立 28