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〘新話de神話〙異聞でも何でもないやつ13
神話でもエッセイでも何でもない、THEオタク道爆走族です。
このたび、インド神話をベースに書かれた矢口れんと部長の連載小説『花の矢をくれたひと』がめでたく大団円を迎えまして。(パチパチパチパチ/効果音)
せっかくなので(?)、神様冒涜も甚だしかった某ちょっとだけインド神話系アニメについて言っちゃおうかと思います。
インド神話も色んなものが色の三原色の図みたいに重なり合っていて非常に複雑なのですが、メジャーなところではヒンズー教系と仏教系の混じってる辺りではないでしょうか。詳しいことに関しては、上にリンクを貼ってある部長のあとがきをお読み戴ければおわかり戴けるかと。 ←
私が中高生の頃だったと思うので、かれこれ30年以上は前になりますが、『天空戦記シュラト』と言うアニメがありました。わかる人にはタイトルで登場人物がイメージ出来るわかりやすさですw
当時、オタク道真っ只中の私。
ファンの方に聞かれたら殺されそうですが、実はこのアニメの作画の方の絵、それほど好きではなかったの(^^;)
(旧・銀○伝とか大体は観ましたけどね)
『シュラ』と聞いて観ないワケにはいかんでしょう。(知らんがな)
ざっくりした設定は、現代(30年前現在の現代だけど)の高校生シュラト(秋亜人)が、ある日突然異世界に飛ばされちゃうって言う、今では珍しくも何ともない展開のアレです。異世界で「お前、天龍八部衆の修羅王ね」っていきなり言われちゃうやつ。
その世界はヴィシュヌ様(何故か女性でしかも絶世の美女)が治めていて、腹心がインドラ……だったんですけど、インドラがヴィシュヌ様を裏切って石にしてしまうんです。その罪をシュラトにおっかぶせる、と。
(その辺りの詳しい理由とかインドラの過去についてはノベルだか外伝みたいなものがあるらしいですがそこまで見るほどではなかったwww)
とにかくヴィシュヌ様は最後の力でシュラトを逃がし、「インドラを何とかとめて~!あとは頼んだ~!」と右も左もわからない高校生に丸投げしますw
この段階で私の頭の中「え、何でインドラとその配下で天龍八部衆?」状態。
インドラの下にいるなら四天王以下は鬼神八部衆じゃろがい! って、まあ、単純に思いますよね。
たぶん、イメージで天龍八部衆が選ばれた気がします。
いや、前に自分で書いた『異聞・阿修羅王』の中で、私が天龍八部衆の名前を使った理由がそうだからそう思っただけwww
鬼神八部衆よりメジャーであること、そして、各々の名前の印象が良いこと。興福寺の天龍八部衆とか有名ですしね。
一般的な天龍八部衆は、天衆、龍衆、夜叉衆、乾闥婆衆、阿修羅衆、迦楼羅衆、緊那羅衆、摩睺羅伽衆。
興福寺の天龍八部衆は、五部浄、沙羯羅、鳩槃荼、乾闥婆、阿修羅、迦楼羅、緊那羅、畢婆迦羅。
鬼神八部衆または八部鬼衆は、乾闥婆、毘舎闍、鳩槃荼、薜茘多、那伽、富單那、夜叉、羅刹。
まあ、確かに音がよろしくないものがいくつか……ムニャムニャ。兼任もいますけどね。
個人的に『羅刹』の名前だけは好きだったので、欲望に忠実になって阿修羅王の腹心として使いました。
ちなみに『天空戦記シュラト』では、修羅王、夜叉王、迦楼羅王、龍王、天王、那羅王、闥婆王、比婆王、だったと思います。ちなみに、夜叉王は人間界でのシュラトの親友なんですけど、こっちの世界に飛ばされたらインドラの配下になっててめっちゃ敵!執拗にシュラトを殺しに来ます😂
「シュラト……殺す!」
「目を……目を覚ませ、ガイ~~~!」
wwwwwやめれwwwww
他にもまあ色々聞いたことある名前が登場するワケなんですけど。
他の八部衆や神々や人とも出会いながら、戦ったり意気投合したり、仲間になるのや敵になるのや大所帯になって行きます。
でも、最終的に八部衆が全員揃ったところでインドラに勝てるワケないって思うじゃないですか。(私が言うか?)
ここで超展開が発動します。
何が超展開だったかって、調和神ヴィシュヌ様が常に女性体なのも驚きでしたが、最後主人公の修羅王が実は創造神ブラフマーの後継者だか生まれ変わりでインドラを倒すとか言う展開なんですよwww
ついでに、シュラトにくっついて来るラクシュって女の子がいるんですが、どう見ても聞いてもラクシュミー……これが何とヴィシュヌ様の後継者!
どーゆう展開だwww
ちょっと何言ってんのかわかんないんですけど?って感じでしたね。
ただでさえ、阿修羅王がチャラい高校生設定になってて(←いや、それなりに一生懸命役目を果たそうと努力してますw)私の目は釈迦の半眼開き状態。 ←
そこに持って来て、阿修羅王様が阿修羅王様が阿修羅王様がブラフマーの後継者とか
ちがーだろー!!!🔥
もはや身を呈したシヴァ神を踏み付けるまで止まらないカーリー・ドゥルガー女史状態でしたね。(髪の毛が)
……と言うワケで、これも某ギリシャ神話系鎧アニメと同じく私の中では『神話に非ず』認定されました。(なら何故書いた)
え、これで終わり?www終わりですwww ←
いや、でも、ホントに部長の小説は神話と創造の塩梅が絶妙なので、ぜひ!
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